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大泉洋×宮藤官九郎が初タッグ! 山田太一「終りに見た街」を令和版にリブート

映画.com / 2024年7月30日 5時0分

 「不適切にもほどがある!」が話題を呼び、「新宿野戦病院」が放送中の宮藤は、「脚本家が主人公ということで、他人事とは思えなかった」そうで、「主人公の設定は等身大なのに、物語はファンタジーというのが、山田先生らしいなと感服しました」と、改めて山田作品のすごさを実感したという。そして、「山田先生の原作の力をお借りして、また新たな作風を手に入れたんじゃないかと手応えを感じています」「いつもと違います」と、自身にとって新境地となったことを明かした。

 「終りに見た街」は、テレビ朝日系で9月に放送される。大泉の役どころとコメント(全文)、宮藤のコメント(全文)は、以下の通り。

■大泉洋(田宮太一役)

(役どころ)


 ペンネーム・宮田一太郎で、主にテレビドラマの台本を執筆する脚本家。やや愚痴っぽい性格。かつては劇団に所属し、俳優を目指していたが芽が出ず、脚本家に転身して20年。いまだ代表作と呼べる作品はないが、細々と続いている。家庭ではパートに夢中な妻、思春期の娘、やや反抗期の息子、そして認知症の症状が出始めたが、すこぶる元気な母との5人暮らし。大黒柱としての威厳など欠片もなく、子どもたちにはウザがられがち。

 ある日、プロデューサーから終戦80年記念スペシャルドラマの脚本を無茶ぶりされ、断り切れず引き受けることに。自宅に送られてきた戦争に関する膨大な資料に目を通しながら寝落ちした太一が、衝撃音で目を覚ますと……そこは太平洋戦争真っ只中の昭和19年6月の世界で、家族ともどもタイムスリップしていた。にわかに信じられない出来事をなかなか受け入れられない太一だったが、やがて過酷な戦時下を生き抜くため、家族、そして同じくタイムスリップした亡き父の親友の甥とその息子とともに奮闘する。

(コメント)
――山田さんの原作を、20年ぶりに宮藤さん脚本でドラマ化する本作。出演オファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。

 このオファーをいただいたのが、「こんにちは、母さん」(2023年)という映画で宮藤さんと役者として共演したすぐ後ぐらいだったのですが、機会があればいつか宮藤さん脚本ドラマに出たいなという思いもあったので、単純に嬉しかったです。しかも、山田太一さんの原作を宮藤さんが脚本にするという、天才同士のコラボ作品だったので、戦争というとても重たいテーマをどんな作品になるんだろうと楽しみでした。

――実際に宮藤さんの脚本を読んでいかがでしたか?

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