三山凌輝×乃木坂46久保史緒里、触れ合うことができないふたりの純愛「誰よりもつよく抱きしめて」内田英治監督が映画化 共演に2PMファン・チャンソン

触れ合えないふたりの純愛 （C）2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント

　内田英治監督の最新作「誰よりもつよく抱きしめて」が、2025年2月公開される。純愛小説として話題となった新堂冬樹の同名小説の映画化で、三山凌輝、久保史緒里（乃木坂46）がダブル主演、ファン・チャンソン（2PM）が共演する。

　生きづらさを抱えながらも愛を通して他者と関わる人間の様相を写し取ってきた内田監督の真骨頂となる本作は、東京藝術大学大学院映像研究科脚本領域で坂元裕二に師事し、近年「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」などの話題作を手掛ける脚本家イ・ナウォンが脚本を手掛けた。

　強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋着用で生活し、同棲する恋人にも手すら触れることができない絵本作家志望・水島良城を演じるのは、NHK「生理のおじさんとその娘」や放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で演じるヒロイン寅子の弟・直明役が話題となり、BE:FIRSTメンバーRYOKIとしても活躍中の三山凌輝。良城の恋人役で、三山とダブル主演を務めるのは、大河ドラマ「どうする家康」に出演するなど女優としての活躍も目覚ましく、乃木坂46のセンターも経験している久保史緒里。恋人に触れてもらえず、彼の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員の女性・桐本月菜を演じる。

　ふたりの関係が不安定になるなか、月菜の前に現れた、恋人と触れ合っても心が動かない男、イ・ジェホン役を、韓国ボーカル・ダンスグループ・2PMのメンバー、ファン・チャンソンが演じる。

　身体と心の葛藤を抱え、愛情を伝えることがままならない者たち。3人の人生が交錯していく先で、待ち受けるものは――愛する人を抱きしめることができない／愛する人に抱きしめてもらうことができない無力さに胸を締め付けられる、切なく美しい、静謐で温かい恋愛物語が誕生した。

　2月にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

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■三山凌輝（水島良城役）
内田監督とは以前に偶然海外でお会いしたご縁もあり、いつか作品で御一緒できたらと話をさせて頂いていたのですが、まさかこんなに早く、しかも監督の作品で自分にとっても初の主役を努めさせて頂くことになるなんて、そのスピード感含めて、本当に驚きの連続でした。
良城を演じる事は、当初シンプルにワクワクした部分がありましたが、自分の陽の性質に比べ、すごくかけ離れていたり、更には強迫性障害を患っているということもあり、自分とは正反対とも言える、この難しいキャラクターを演じるには、どう役に向き合えばいいのか、最後まで、ずっと考え試行錯誤し続けました。