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「無能の鷹」菜々緒主演でドラマ化 有能オーラが半端ないのに、圧倒的無能なヒロインを完全再現

映画.com / 2024年8月6日 5時0分

 さらには「忍びの家 House of Ninjas」(2024年)や、「アンナチュラル」(2018年/TBS系)、「最愛」(2021年/TBS系)、「トリリオンゲーム」(2023年/TBS系)など、数々のヒット作を生み出してきた村尾嘉昭と、「半沢直樹」(2013年/TBS系)、「下町ロケット」(2015年/TBS系)の棚澤孝義らが演出を務める。

 菜々緒、原作・はんざき朝未氏のコメントは以下の通り。苗字にそれぞれ鳥の名前が入っている個性的なキャラクターたちを演じるキャストは、今後発表される。

■菜々緒(鷹野ツメ子役)コメント

――最初にオファーを受けた時、原作を読んだ時の印象を教えてください。

 原作を読んだ際、今までにないお仕事コメディだなという感想を持ちました。というのも、ヒロイン・鷹野ツメ子が最初から最後までずっと無能(笑)。ダメな主人公が切磋琢磨しながら、最終的に成長していくストーリーではないんです(笑)。新しい風が吹いたなという印象の原作でしたので、この令和の時代に、そんな斬新なお仕事コメディをお届けできるのがすごく光栄です。

――主人公・鷹野は“超有能そうなのに衝撃的かつ圧倒的無能なヒロイン!”ですが、演じる上で意識したいことはありますか?

 できないことがあっても、清々しく生きている鷹野という存在は、すごく今の時代に深いメッセージを届けてくれると感じました。ダメな自分も認めてあげられるような、さわやかな無能さを皆さんにお届けできたらいいなと思っています。

――鷹野の魅力はなんでしょうか?

 私は、鷹野は禅とか仏のような、ある意味で超越した存在だと思っています。敵を作らないと言いますか、もはや《敵ができない無敵さ》といったものがありますし、超人的な部分もあり、そこが彼女の魅力なのかなと考えています。さらけ出してありのままの自分でいられるというのは、素晴らしいことだなと思いますし、ありのままの自分であるがゆえに、物事がうまく進むというのは、本来の人間のあるべき姿ですよね。今の時代、息苦しさを感じたり、切羽詰まった状況に置かれているような方もたくさんいらっしゃると思いますので、「私も大丈夫かもしれない」と、肩の力が抜けるような、クスッと笑える鷹野を演じていきたいです。

――菜々緒さんもなんでも完璧にこなす印象がありますが、これだけはできない…!という“無能エピソード”はありますか?

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