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「正体」横浜流星が5つの顔を持つ難役に挑む! アクション満載のキャラクター動画公開 「この作品への思い入れは強い」

映画.com / 2024年8月7日 12時0分

「正体」横浜流星が5つの顔を持つ難役に挑む! アクション満載のキャラクター動画公開 「この作品への思い入れは強い」

その正体は凶悪犯か、無実の青年か? (C)2024 映画「正体」製作委員会

 横浜流星と藤井道人監督が再タッグを組んだ「正体」から、横浜演じる主人公・鏑木慶一のキャラクター動画(https://youtu.be/T3UNylnXiFc)が公開された。5つの顔を持つ指名手配犯を演じた横浜が、危険なアクションにも果敢に挑戦する様子がとらえられている。

 原作は、染井為人氏による同名小説。横浜が演じるのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走する指名手配犯の鏑木慶一役。姿を変えながら日本各地を潜伏して逃亡を続ける鏑木と出会うメインキャラクターを吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、鏑木を追う刑事役で山田孝之が出演する。

 沙耶香(吉岡)は東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らすうちに指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本)は大阪の日雇い労働者として共に働く鏑木と親しくなるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田)は長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。

 藤井監督とは、これまで数多くの作品でタッグを組んでいる横浜。「藤井組に入ると、1カット、1カット妥協せず、ベストを目指して、僕ら役者を信じてくれるとても士気の高い組だなと感じていて、濃い時間を過ごせて幸せに感じています」と語り、映像には藤井監督と密にコミュニケーションを取る様子もとらえられている。

 殺人事件の容疑者として警察に追われ、本能のままに逃げなければならない鏑木慶一という役にリアリティを持たせるため、横浜はマンションから飛び降りたり、通行人と衝突したり、危険なアクションにも果敢に挑戦。アパートの3階から下のトラックの屋根に飛び降りるシーンは、7月の酷暑のなか14回もテイクが重ねられた。

 横浜は鏑木役を演じるうえで、「本当に死に物狂いで逃げて、全部大変だったけど、この気持ちの部分を大事にしていた」と語る。藤井監督とは3年前(23年7月撮影時点)から本作について話し合っていたといい、作品への強い思い入れを明かしている。

 「正体」は11月29日から全国公開。

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