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眞栄田郷敦、“母親”石田ひかりのサプライズ登場に本気で仰天「泣きそうでした」

映画.com / 2024年8月9日 14時0分

眞栄田郷敦、“母親”石田ひかりのサプライズ登場に本気で仰天「泣きそうでした」

 山口つばさ氏の人気漫画を実写映画化する「ブルーピリオド」の初日舞台挨拶が8月9日に丸の内ピカデリーで行われ、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が出席。眞栄田演じる主人公・八虎の母親役を務めた石田ひかりと父親役のやす(ずん)がサプライズで登場すると、眞栄田は大感激した。

 本作は、空虚な毎日を送っていた男子高校生の八虎が情熱だけを武器に美術の世界に本気で挑む姿を描く青春ドラマ。この日、登壇者陣は会場後方の扉から入場し、大歓声を浴びながらステージに上がった。

 夢に向かって突き進む八虎を熱く演じた眞栄田は、上映後の客席を前にして緊張の面持ち。待ちに待った公開を迎えるとあって「昨日は全然寝られなかった」そうで、「今日は寝坊しました。ドキドキしちゃって」と苦笑いで告白。「ベッドに入っていたんですが、全然寝られなくて。5時くらいに寝たんですが、(外が)もう明るかった」と打ち明けた。すると高橋、板垣、桜田は「爆睡でした」と続いて、会場は大爆笑。「僕も寝られなくて」と眞栄田にシンパシーを寄せたのが萩原監督で、「朝4時くらいに起きちゃって、そこからずっと起きています」と笑顔を浮かべていた。

 それからも「ドキドキしています。すごくうれしい。ヤバい、ちょっとしゃべれない…」とガチガチだった眞栄田。実はサプライズとして、客席に父親役のやすが座っているのをすでに見つけてしまったことで動揺してしまった様子。「今日はサプライズがあります」と司会から伝えられると、やすが客席にいることだろうとニヤニヤと楽しそうな笑顔を見せた眞栄田だが、ステージに姿を現したのは母親役の石田。眞栄田は「ええー!」と本気で驚き、胸を熱くしながら石田から花束を受け取った。

 「泣きそうでした」と石田との再会を喜んだ眞栄田は、「お母さんとお父さんとのシーンが、自分にとってすごく大きなシーンだった。すごくうれしいです。ありがとうございます」と感謝しきり。石田は「郷敦くん(演じる八虎)が、『僕は絵が好きなんだ』というシーンを今でも思い出します。あの時の郷敦くんのまっすぐな目、必死に訴えかけてきたお芝居がすばらしかった。『この顔を見られているのは、世界で私だけなんだな』と思いながら、親子の心のやり取りをしていました」と眞栄田の演技を称えた。

 眞栄田も「ぶつかるシーンもあったけれど、八虎はお母さんが大好きで。自分のお母さんと重なる部分があった。自然と気持ちが出てきた。(クライマックスでの)お母さんの声は、今でも思い出すと泣きそうになるくらい。すごくステキな両親だった」と両親役の石田とやすから引き出されるものがたくさんあったという。客席に座っていたやすも「息子がお世話になっています」とステージに上がると、眞栄田は「僕の調子がこんなに狂っているのは、そこにやすさんが座っていたからですよ!」、やすも「バレていたの!」とにぎやかな掛け合いを見せ、会場の笑いを誘っていた。

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