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2024年下半期は映画界に“白塗りの男”が続々襲来 「ビートルジュース ビートルジュース」「ジョーカー2」「はたらく細胞」

映画.com / 2024年8月15日 8時0分

2024年下半期は映画界に“白塗りの男”が続々襲来 「ビートルジュース ビートルジュース」「ジョーカー2」「はたらく細胞」

(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会

 「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督の最新作「ビートルジュース ビートルジュース」が、9月27日から公開される。白塗りの顔面に緑の髪の毛というインパクト抜群のビジュアルのビートルジュース。2024年下半期には、ビートルジュース以外にも“白塗りの男“の作品が続々公開される。この記事では、きっと映画界を大きく賑わすであろう“白塗りの男”たちを紹介する。

■「ビートルジュース ビートルジュース」(9月27日公開)

 “ティム・バートンワールド”を世に知らしめた原点のひとつとも言える「ビートルジュース」(1988年公開)の35年後を描くホラーコメディ。

 主人公のビートルジュース(マイケル・キートン)は死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営む、推定年齢600歳のお騒がせ者。死後の世界の住人らしく、真っ白な顔面に苔のような緑の髪の毛、シマシマのスーツと、まさにバートン監督らしい世界観が炸裂したルックスとなっている。

 一年で最も不気味なことが起こるとされるハロウィンの夜に、ビートルジュースが巻き起こす前代未聞の大騒動とは――。第81回ベネチア国際映画祭でのオープニング上映が決定している。

■「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」(10月11日公開)

 孤独だが心優しい男が、歪んだ社会の狭間で巨大な悪に変貌していく物語を描き、ベネチア国際映画祭で金獅子賞、米アカデミー賞で主演男優賞を受賞した「ジョーカー」(2019年公開)。本作は、数々の記録を打ち立て、未曾有の社会現象を巻き起こした前作から2年後が舞台となる。

 社会への反逆者にして人々の代弁者として祭り上げられたジョーカーが、新たにショーを仕掛ける。主人公アーサーことジョーカー役はホアキン・フェニックスが続投し、レディー・ガガが新たに出演する。本年度の第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品され、2度目の受賞にも期待がかかる。

■「はたらく細胞」(12月13日公開)

 細胞を擬人化したマンガ「はたらく細胞」(清水茜・講談社「月刊少年シリウス」所載)を実写映画化。“武闘派”な白血球役を演じる佐藤健が顔面を白塗りにし、全身真っ白な出立ちでアクションを披露する姿が披露されると、SNSなどで大きな話題に。永野芽郁=赤血球・佐藤健=白血球(好中球)の主演に加え、人間の親子役で芦田愛菜と阿部サダヲ、身体の中で“はたらく”細胞役に、山本耕史=キラーT細胞、仲里依紗=NK細胞、松本若菜=マクロファージ、マイカ・ピュ=血小板ら、豪華キャストが出演する。

 監督は「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」の武内英樹、アクション演出は「るろうに剣心」「幽☆遊☆白書」の大内貴仁。

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