ジェシー・アイゼンバーグ監督・主演！ アウシュビッツのツアーに出かけるユダヤ人の男たちを描く「リアル・ペイン 心の旅」25年公開

「メディア王　華麗なる一族」キーラン・カルキンが従兄弟役で共演 (C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

　ジェシー・アイゼンバーグ（「僕らの世界が交わるまで」）が監督・脚本・製作・主演を務め、キーラン・カルキン（「メディア王　華麗なる一族」）が従兄弟役で共演した「A Real Pain（原題）」が、「リアル・ペイン　心の旅」の邦題で、2025年に公開されることがわかった。

　アイゼンバーグの監督・脚本第2作である「リアル・ペイン　心の旅」は、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア91％（8月19日時点）の高評価を獲得している。

　ニューヨークに住むユダヤ人のデビッド（アイゼンバーグ）とベンジー（カルキン）は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格であるふたり。彼らは時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々と交流し、そして祖母に縁あるポーランドの地をめぐるなかで、40代を迎えた自身の“生きるしんどさ”に向き合う力を得ていく。

　「ソーシャル・ネットワーク」でブレイクし、監督デビュー作「僕らの世界が交わるまで」の絶賛も記憶に新しいアイゼンバーグが、本作で監督、脚本、製作、主演の4役を務める。ドラマ「メディア王　華麗なる一族」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞の主演男優賞をダブル受賞したキーラン・カルキンをはじめ、「Giri / Haji」で知られ、「ルイス・ウェイン　生涯愛した妻とネコ」で監督・脚本を務めたウィル・シャープ、「ダーティ・ダンシング」「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイらが共演した。

　「リアル・ペイン　心の旅」は、25年公開。