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赤楚衛二×上白石萌歌 HYの名曲がモチーフの映画「366日」25年1月10日公開 沖縄と東京を舞台に20年に渡る純愛を紡ぐ

映画.com / 2024年8月22日 7時0分

 メガホンをとったのは、「ただ、君を愛してる」「四月は君の嘘」「なのに、千輝くんが甘すぎる」などを手掛けたラブストーリーの名手・新城毅彦監督。20年に渡る湊と美海の物語を繊細に描き出す。

 9月に結成25周年を迎える「HY」のメンバーのコメントも披露され、「366日」を作詞作曲した仲宗根は、「16年前の曲だし、この曲の聞かれ方もどんどん変化していっている実感もあって。その変化も映画スタッフと共有して、新たなストーリーが生まれました。映画を見た皆さんがどんな気持ちになって何を思うのかもとても楽しみです」と心境を語った。

 特報では、湊が美海からのメッセージをMDで聴くところから、20年前の2人の出会いに遡っていく。互いに惹かれ合い、幸せな日々を送る2人だったが、一転、美海が涙するシーンが映し出される。再び現代に戻ったラストでは、美海からのメッセージを聴き終わった湊の目にも涙が光り、2人のラブストーリーに期待が高まる。

 赤楚、上白石、新城監督、「HY」メンバーのコメント全文は以下の通り。

【赤楚衛二】

「366日」は僕が学生の頃に聴いており、僕の学生生活に彩りを与えてくれた曲のひとつです。なので凄く嬉しかったですし、最初にプロットを読ませて頂いた時には、誰かを想うが故に傷付いたり、傷付けてしまう切なさや優しさを感じる物語で惹き込まれました。そんな愛に溢れたこの作品を366日の音楽と共に楽しんでもらえることを祈っております。

【上白石萌歌】

玉城美海役を演じました、上白石萌歌です。 HYさんの「366日」は、人を想うことのなかで生まれる、胸のひりつくような痛みや幸せが鮮やかに描かれている、特別な曲だと感じます。多くの方々が想いを寄せてこられたこの曲の世界にあらたな息吹を吹き込み、大切に紡がせていただきました。

20年という歳月を役のなかで重ねることができたのも新鮮で、ひとりの人物の人生を通してさまざまな感情と向き合えた時間は宝物です。記憶の蓋をそっと開けて見つめることができるような、そんな作品になっているはずです。お届けできる日まで、楽しみに待っていただけるとうれしいです。

【新城毅彦監督】

最初にこの企画の話をいただいた時に、誰もが一度は経験したであろう切なく、苦い、でもだからこそ人を好きになる事の素敵さを感じられる素晴らしさをどうしたら上手く伝えられ、感じてもらえるかを真っ先に考えました。

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