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【ネタバレあり】「フォールガイ」劇中映画は実在した映画だった 超人気スターのカメオ出演も明らかに

映画.com / 2024年8月24日 11時0分

【ネタバレあり】「フォールガイ」劇中映画は実在した映画だった 超人気スターのカメオ出演も明らかに

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 ライアン・ゴズリングが主演を務める「フォールガイ」が公開されている。この記事では、劇中に登場する映画「メタルストーム」についての豆知識を紹介する。

※以下、一部ネタバレとなる箇所がありますので、未見の方は十分にご注意ください。

 スタントマンとしての仕事の腕は一流だが、未練たらたらの元カノの前では空回り。そんな主人公・コルト(ゴズリング)が、ひょんなことから巻き込まれたとんでもないトラブルを、華麗なスタント・スキルで切り抜けるさまを描く。

 コルトがいまだに思いを寄せている元カノ・ジョディ(エミリー・ブラント)。カメラアシスタントだった彼女がついに監督に抜てきされた劇中映画「メタルストーム」は、実在した作品だった。

 ジョディ念願の初監督作をSF映画にすることを決めた際、製作陣の頭に浮かんだのが1983年公開のユニバーサル・ピクチャーズ製作「メタルストーム」だった。

 砂漠の惑星レムリアを舞台に、平和維持警備隊員と悪の支配者との闘いを描いたこの作品は失敗作だったと言われており、世界興行収入はわずか530万ドルで、その年に公開された159本の映画のうち101位と惨敗の結果に(1位は「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」で世界興収は2億5260万ドル)。

 「フォールガイ」内の「メタルストーム」はSF超大作として描かれており、コルトの職業・スタントマンのスキルが目一杯堪能できるものとなっている。

 興行的には大コケとなってしまった元ネタの「メタルストーム」だが、本作での再現にはかなり力を入れて取り組んでおり、プロダクションデザイナーのデビッド・ショイネマンと彼のチームは、プロダクションデザインを、コンセプトアート、クリーチャー、小道具に至るまでほぼ本編と同じように完成させた。

 また、衣装デザイナーのセーラ・エブリンとコンセプトアーティストのスティアン・ダールスレット(「ブレット・トレイン」「デッドプール2」)と協力し、「メタルストーム」のキャラクターとクリーチャーを制作。セットとしても劇中映画の域を越えており、作業場やベースキャンプなど本物の映画のセットと同様に作られ、セット設営で最も困難だったバックロット(映画撮影所の近くにある野外撮影用の場所)は、10エーカーのエリアに8週間という短期間でセットを完成させたという力の入れようだ。

 そして、「フォールガイ」内で描かれる「メタルストーム」には、「アクアマン」のジェイソン・モモアが本人役でカメオ出演を果たしている。ストーリー中盤、モモアの名前が出てくるという、ちょっとしたヒントが隠された場面が存在するのだが、本人が登場した瞬間には思わずニヤリとしてしまうだろう。

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