1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

山寺宏一、8時間かけてビートルジュースに! 坂本真綾、沢城みゆきら史上初の全身吹替版声優発表

映画.com / 2024年8月28日 7時0分

 山路は側頭部が削げ落ちた脳みそ丸出し男の特殊メイクのため、山路も事前に石膏で型取りを行い、特殊造形により作られた脳みそを4時間かけて頭につけて挑んだ。

 小林はヘアスタイルのふくらみ具合、カールのボリュームなど並々ならぬこだわりのもとキャラクターを再現。バラバラになった体をホッチキスで繋ぎ合わせているドロレスの全身吹替に挑んだ沢城は、指の先からつま先までの細部にわたる全身採寸で沢城のためだけに作られた世界でただ一つの美しい黒いウェディングドレスを纏い、額、頬、鎖骨まで這わせられたホッチキスがキラリと光るドロレスに変身した。

 なお、本編は公開前のため、解禁されている予告編と場面写真だけをたよりに、生地から制作した衣裳もあり、オリジナルと寸分違わぬ衣裳、ヘアスタイルが作られた。いくつかのアイテムはマイケル・キートンやキャサリン・オハラが実際に撮影で使用したものと同じアイテムを海外から取り寄せるなど、制作陣の並々ならぬ労力と愛情と、声優陣のその思いに応えたい、楽しみたいという気持ちがケミストリーした全身吹替となっている。

 あわせて、全身吹替版予告が披露された。「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月27日から全国公開。IMAX、Dolby Cinemaに加えて、4DX MX4D、ScreenXでのラージフォーマット上映も決定した。

 声優陣のコメントは以下の通り。

◼️山寺宏一/ビートルジュース役
全身吹替と聞いたときに「どういうこと?大変だろうな」と思ったのですが、本当に大変でした!通常のアフレコの何十倍もの時間、人手、手間がかかっています。支度時間が4時間というスケジュールは初めてでしたし、事前の石膏の型取りはもっと時間がかかっています。元々、自分ではない誰かになりたいという思いもあり声優をやっている部分もあるので、いい思い出になりましたし、とても細かいところまでこだわって作っていただけて嬉しいです。
ビートルジュース演じるマイケル・キートンさんが声を作り込んで演じられているので、私もかなり作り込み、声を枯らして頑張りました。洋画吹替のお仕事はアニメ声優とまた違う醍醐味があるので、ぜひ注目してください。
ここまでやったので、お願いだからバズってくれ!

◼️坂本真綾/リディア役
ハロウィンが今まで以上に身近な行事になってきたところだったので、こういった扮装をするのも「今なら楽しめるかな」と思い、全身吹替をやらせていただきました。本当に一生に一度の経験です。一見怖そうに見えますが、優しい部分もある繊細なリディアを表現できたらと思っています。
『ビートルジュース』は小学生の時に初めて観て、レンタルビデオで何回借りたかわからない大好きな作品です。ウィノナ・ライダーさんは本当に大好きな俳優さんなので、まさかこうして年月を経て、自分が関われるとは思わなくて本当にビックリしましたし、嬉しかったです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください