ギレルモ・デル・トロ絶賛! 不適切なVHSホラーが引きずり込む、狂気と戦慄のサイコスリラー「映画検閲」特別映像公開
映画.com / 2024年8月28日 16時0分
眼球えぐりや絶叫シーンも含め、ビジュアルが美しく、独創的で、潜在意識にこびりつく映画。 見た後の余韻が凄まじく、後から考察したくなる系だ。 政治、メディア、道徳的問題などさまざまな要素が絡み合い、社会病理とも言える過剰なコンプラ問題にも触れている。 見応えある作品だ。
角由紀子(TOCANA)
映画の残酷描写を切り取る主人公。 それと同じように封じ込めようとした暗い腹の内が次第に溢れ出し、現実と虚構の境目を溶かしていく。 鮮烈な色使いが狂気を増幅させる。彼女は一体、映画以外の何を検閲していたのか。考えるだけでも恐ろしい
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
行き過ぎた検閲は抑圧を産むだけなのではないか。 これはそんな一抹の不安を予感させる、多層的なサイコロジカルホラーだ。 虚実が倒錯するだけでなく、そのもっと奥に一番の恐怖が潜んでいる。 イーニッドが自身の抑圧と向き合う時、観る者は脳裏に焼きつくラストシーンに出会うことになるだろう。野水伊織(映画感想屋声優)
ホラームービーの中の美しい鮮血はまがい物で、悲鳴をあげる血まみれの美女も演技だと、一抹の孤独とともに我々は知っている。その冷徹さは本作の映画内現実にすら浸透している。そんな冷めた世界でいまだ虚実の妄想に囚われる者は、あまりに侘しいけれど、映画を呼び覚ます血にまみれた孤軍奮闘が輝かしいのだ。
真魚八重子(映画評論家)
残酷映画への愛から生まれたであろうこの作品は、残酷映画を「有害ではない」と擁護するどころか、 むしろその抗い難い危うい魅力を強調しているかのよう。 あのおぞましいラストを何度でも観たくなっている自分が怖い!
レイナス(「ホラー通信」記者)
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