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ティム・バートン監督、映画作りは「心に従ってやりたいことをやる」 「ビートルジュース ビートルジュース」豪華キャストがレッドカーペットに集結

映画.com / 2024年8月29日 22時0分

 本作から新たに参加したオルテガは、「ウェンズデー」に続いてバートン監督作の出演となり、「1作目の大ファンでしたし、尊敬するキャストに囲まれながら本作に出演出来て本当に光栄でした。撮影に入ったばかりの時はこんなに大物の先輩たちの中に入り込んだので、迷惑などかけないよう隅にいるようにしましたが、以前から信頼していたティム監督がとても居心地よくさせてくれました」と感謝する。

 会場の記者から、「本作は痛快で、バートン監督がハッピーなフィーリングを観客に届けたいと思っているのを痛感しました」という意見が出ると、キートンは頷きながら拍手をし、バートン監督も嬉しそうに、「自分にとってこれはとてもパーソナルな作品で、キャラクターたちは他人と思えないし、再び好きな題材に、好きな人たちとともに戻って取り組むのは、とてもエキサイティングだった。それに馴染みの俳優たちも新しく加わった人たちも、みんながいろいろなアイデアを出して貢献してくれたのが、本当に素晴らしかった」とコメント。会場は大きな拍手に包まれた。

 映画祭の開幕を告げるレッドカーペットの舞台では、ドレスアップしたバートン監督やキャストたちが集結。そのままオープニングセレモニーが行われる次の会場へ向かい、映画祭のオープニング上映作として「ビートルジュー ス ビートルジュース」がワールドプレミアを迎えた。

 上映後は観客たちからスタンディングオベーションが自然と湧き起こり、バートン監督、キートン、ライダーはじめ、キャスト陣が皆立ち上がり、まだ興奮冷めやらぬ会場からの熱烈な拍手と歓声に応えていた。スタンディングオベーションが3分に及ぶと、会場の照明が落とされ一同が退場。それでも拍手が鳴り止まないなか、ワールドプレミアが終了となった。

 なお、バートン監督は2007年・第64回ベネチア国際映画祭にて、多くの優れた作品を作り続けている監督に贈られる「栄誉金獅子賞」を受賞している。

 「ビートルジュース ビートルジュース」は9月27日から公開。

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