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漫画の実写化で一番大事なのは「原作ファンを裏切らないこと」 堤幸彦監督が「夏目アラタの結婚」で黒島結菜に求めたこととは?

映画.com / 2024年9月1日 12時0分

 堤監督は、「クランクインする前に、黒島さんには『申し訳ないけど、あなたのイメージを大きく崩すことになる』という話はしました」と明かす。連続殺人事件の犯人で死刑囚というかつてないヒロイン像を作り上げるために、これまでの黒島自身のイメージを壊す必要があったという。

 黒島は、「(真珠は)特殊な役だったのでちょっと迷いはありましたが、でも『堤監督を信頼してやれば大丈夫!』という、堤さんへの信頼感があったので頑張ってやってみようと思って受けました」と当時の心境を語っている。

 堤監督は、「とにかく虚実入り乱れるということを、映画として実体化することに今回は挑戦してみました。これはどこまで正解の映像なのか、あるいは誰かの想像力の賜物なのか、観ているお客さんもある種の混乱に陥ると思いますし、その混乱の後導き出される真実があることで、虚実入り乱れるというポイントがとても効果的に働くのではないかと思っています」と手ごたえを語る。

 そして、「お客様は真珠に騙されると同時に、映画に騙されていただきたい。そのあげくに掴むものが、あまりにも美しいのではないかという、非常に難易度の高い映画なので、ぜひ期待していただきたいと思います」と自信をのぞかせた。

 「夏目アラタの結婚」は9月6日より全国公開。

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