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高橋文哉「安心感がありました」、田中圭と「あの人が消えた」で2度目の共演

映画.com / 2024年9月4日 19時35分

高橋文哉「安心感がありました」、田中圭と「あの人が消えた」で2度目の共演

 ドラマ「ブラッシュアップライフ」で注目された水野格監督が、完全オリジナル脚本で挑むミステリー映画「あの人が消えた」の完成披露試写会が9月4日、都内で行われ、水野監督をはじめ、主演の高橋文哉、共演する北香那、坂井真紀、袴田吉彦、染谷将太、田中圭が出席した。

 思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく配達員の青年を演じた高橋は、「緻密な計算で突き進みながら、ここまできれいにカチカチッと(展開が)決まるのかと、すごく楽しく、撮影中も見終わった後も気持ちが良かった」と述懐。主人公として、クセの強い俳優陣と共演し、「当たって砕けながら、エネルギーをいただいた」と達成感を示し、「好きなだけ先読みしてください。絶対に読めないので!」とアピールした。

 先輩配達員を演じる田中とは、「先生を消す方程式。」以来、2度目の共演を果たし、「安心感がありました」と全幅の信頼。この発言に、田中も「そうでしょう!ありがとう」と即答した。田中自身も、高橋の存在が本作出演の後押しになったと明かし、「当時、慣れない現場で一生懸命、ひたむきに頑張る姿を『かわいいな~』と見ていた。その後、いろんな作品でキャリアを積んでいるのも見ていました」と目を細めた。

 さらに、田中は「ジムでたまたま出会って『若いうちにジムなんて行っちゃダメ』って言ったんですけど、文哉が『圭さんみたいな身体になりたくて』って言うもんだから、思わずズキュンとなった」とエピソードを披露し、溺愛ぶりを見せつけた。

 次々と人が消えてしまう謎めいたマンションを舞台に、配達員の青年が思わぬ大事件に巻き込まれる姿を、伏線を張り巡らせた予測不能な展開で描く本作。舞台挨拶では、キャスト陣がネタバレ発言をしそうになると、プロデューサーがNGブザーを作動し、トークを中断する演出も。田中は「こんなに見どころを言いにくい映画はない。何を言ってもネタバレになってしまう」と困惑しきりで、高橋らもネタバレ配慮に冷や汗を流しながら、撮影の裏側や役作りについて、語っていた。

 302号室の挙動不審な七三分け男・島崎役を担う染谷は、「ブラッシュアップライフ」に続いて水野監督と再タッグを組み「何度読んでも、台本にだまされた。やはり、水野さんはめちゃくちゃ細かいところまで見ているし、こちらもディテールを見抜かないとOKが出ない」と水野組ならではの現場を振り返っていた。水野監督は「何度見ても、違う見え方ができるように作った」と自信を示した。

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