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北方謙三版「水滸伝」実写ドラマ化決定! 織田裕二が梁山泊のリーダー・宋江役 総監督は若松節朗

映画.com / 2024年9月12日 8時0分

北方謙三版「水滸伝」実写ドラマ化決定! 織田裕二が梁山泊のリーダー・宋江役 総監督は若松節朗

織田裕二

 北方謙三版「水滸伝」(全19巻/集英社文庫刊)が、WOWOWで完全映像化されることが決定。織田裕二が主演を務め、梁山泊のリーダー・宋江(そうこう)を演じることがわかった。今回の解禁に伴い、特報スポット(https://youtu.be/m_dP89waZzk)、織田らのコメントも発表されている。

 累計発行部数1160万部を突破し、文学史上で孤高の輝きを放つ歴史大河小説の金字塔「大水滸伝」シリーズ。その壮大なスケールから映像化が困難と言われた「水滸伝」全19巻が、WOWOWで完全映像化される。舞台は北宋末期(12世紀初頭)の中国。同じ志を持つ漢たちが“梁山泊(りょうざんぱく)”に集い、腐敗した世を正すべく敢然と立ち上がる。

 これまで日本の映画・ドラマ界を牽引してきた織田が、梁山泊の頭領・宋江(そうこう)を演じる。織田が演じる宋江は決して、武力に長けているわけではないが、誠実に紡ぐ言葉とカリスマ性により仲間を束ね、後に梁山泊のリーダーとして同志を導く存在。宋江は、世直しの檄文を書き記し、腐り切った国家を倒すべく、壮絶な戦いに身を投じていく。

 12世紀初頭、北宋末期の中国。政に興味を示さぬ帝のもと、汚職が横行し、腐敗した国で民たちが苦しみにあえいでいた。そんな状況に怒りを覚えた政府の下級役人・宋江(演:織田裕二)は、世直しを唱える書物「替天行道(たいてんぎょうどう)」を著す。そして、その写本を手に彼の右腕である豪傑僧侶・魯智深(ろちしん)が、同じ志を持つ同士を求め全国を奔走。近衛軍である禁軍(きんぐん)の武術師範・王進(おうしん)、天下無双の槍の名手・林冲(りんちゅう)、さらには軍のエリート将校・楊志(ようし)らが大きな混乱の渦に巻き込まれていく。

 同じ頃、“托塔天王(たくとうてんのう)”の名で恐れられる叛徒・晁蓋(ちょうがい)もまた、世直しの機をうかがっていた。宋江と晁蓋は手を組み、梁山湖に浮かぶ巨大な要塞を拠点として戦いに挑むことを決意する。一方、腐敗した宋は、禁軍を筆頭に地方軍も含めた強大な兵力を有し、さらに幹部・李富(りふ)が実権を握る闇の組織・青蓮寺(せいれんじ)が暗躍し、宋江らの前に立ちはだかるのだった。

 監督は主演の織田とタッグを組み、TVドラマ「振り返れば奴がいる」(1993)、「お金がない!」(94)、「正義は勝つ」(95)、さらに映画「ホワイトアウト」(00)などヒット作を世に送り出した若松節朗。映画「沈まぬ太陽」をはじめ、数多の人間ドラマを描き「Fukushima 50」で第44回日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた名匠だ。脚本は舞台「キングダム」の脚本をはじめ、ミュージカル、ストレートプレイ、アニメ、ゲームと幅広いジャンルの脚本を手掛ける劇作家・藤沢文翁が担当する。

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