「憐れみの3章」ジェシー・プレモンスの様々な表情をとらえた新場面写真 ランティモス監督も「最も偉大な俳優の一人」と絶賛
映画.com / 2024年9月12日 12時0分
(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ「憐れみの3章」の新たな場面写真5点を、映画.comが先行入手した。本作でランティモス作品に初参加したジェシー・プレモンスが3つの物語で見せる様々な表情が切り取られている。
本作は、ランティモス監督のもと、「哀れなるものたち」で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いたストーンをはじめ、同作に出演したウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。さらに、プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力者が顔を揃えた。「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップが、ランティモス監督とともに共同脚本を手掛けた。
「マット・デイモンのそっくりさん」としても度々話題にあがるプレモンスは、子役として3歳からキャリアをスタートさせ、「すべての美しい馬」(01)ではデイモン扮する主人公グレイディの幼少時代の役を演じた。ドラマ「Friday Night Lights(原題)」(06~11)のランドリー・クラーク役が大当たりすると、その後は「ブレイキング・バッド」(08~13)や「FARGO ファーゴ」(14)などで活躍。映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」では、2022年度アカデミー賞助演男優賞候補にノミネートされた。
3話構成となる本作では、それぞれのストーリーで全く異なるキャラクターを演じ分け、すべての章で主人公と言っても過言ではないほどの存在感を放っている。第1章は、「自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男」を描いた物語。プレモンスは、デフォー扮するレイモンドとの間に奇妙な支配と服従の関係を持つロバートを演じ、支配から逃れようとするものの、抗えずに葛藤する複雑な役どころに挑んだ。
第2章「海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官」では、ストーン演じる海難事故で失踪したリズの夫・ダニエル役を担い、奇跡的に生還した妻の別人のような言動に困惑し、疑心暗鬼に駆られるにつれ、自身の言動も狂っていく二面性のあるキャラクターを圧倒的な演技力で体現した。
第3章「卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女」では、ストーン演じるエミリーとともに、ある一人の女性を人生をかけて探す使命を負うアンドリュー役を務めた。スキンヘッドと眼鏡姿で、感情表現は控えめながら、強い信仰心を感じさせる絶妙なバランスの演技をみせる。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「憐れみの3章」特別映像公開 ランティモス監督&エマ・ストーンらキャスト陣が独創的世界を紐解く
映画.com / 2024年8月27日 13時0分
-
エマ・ストーンら豪華キャストがランティモス監督の集大成を自ら紹介! 『憐れみの3章』独創的世界をひも解く特別映像
クランクイン! / 2024年8月27日 13時0分
-
エマ・ストーンだけじゃない! 『憐れみの3章』ヨルゴス・ランティモス監督の世界彩る実力者たち
クランクイン! / 2024年8月23日 7時0分
-
エマ・ストーン、かつてない高難度の挑戦に挑む! 「憐れみの3章」新場面写真披露
映画.com / 2024年8月19日 21時0分
-
エマ・ストーンが「見つけた共通点」とは?『憐れみの3章』3役を見事に演じ分け
cinemacafe.net / 2024年8月18日 13時0分
ランキング
-
1《一問一答》すがちゃん最高No.1「絶対これ怒られるわ」直撃取材に明かした元AKB48・柏木由紀との関係性
NEWSポストセブン / 2024年9月12日 5時6分
-
2佐藤栞里が「圧倒的な可愛さ」「頭の回転が速い」とベタ褒めする仲良し女優と海外旅行 ファン歓喜「眼福」
スポニチアネックス / 2024年9月12日 9時37分
-
3イケメン芸人、合コンで女性に「一番モテた」人気芸人を実名告白「ダントツで面白かったらしい」
スポニチアネックス / 2024年9月12日 10時29分
-
4「やす子ネタ、飽きてきた」好感度を一気に落とした、やす子の“女子レスラー風” 激変ビジュ
週刊女性PRIME / 2024年9月12日 6時0分
-
5小嶋陽菜の恐るべき“アパレル商才” 会社設立から5年で株式売却「17億円ゲット!」で業界騒然
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月12日 11時3分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください