1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【受賞コメントあり】真田広之「SHOGUN 将軍」エミー賞で史上最多18部門の“天下獲り” S2撮影開始は「1年後を目指す」

映画.com / 2024年9月17日 12時0分

●アンナ・サワイ「この受賞は全ての女性のためのものです」

 真田と同じく、日本人初の快挙を達成したサワイは、「名前が呼ばれる前から泣いてしまっていました」と、大粒の涙。ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーンら名だたる候補者たちに対しては「私は皆さんを見て育ちました」と、敬意を示していた。

 また、真田に対して「私のような俳優にドアを開けて、チャンスを与えてくれました」、共演シーンの多かったコズモ・ジャービスに対しては「私が知る限り、最も正直で誠実で恐れ知らずな俳優です。あなたのおかげで、私は120%の力を出すことができました」と、それぞれ感謝を伝えた。最後は、「いままで支えてくれたお母さんありがとう。あなたのおかげで、私は鞠子を演じて、いま、ここにいることができました。この受賞は全ての女性のためのものです」と、締めくくった。

 授賞式後の取材では、「夢のようで本当にまだ信じられていない、明日起きたら1回つねってみたいです」と、日本人、そしてアジア人初となる主演女優賞受賞という歴史的快挙に率直な感想を明かす。今後の俳優業については、「自分にとって意味のあるものを演じたい。『SHOGUN 将軍』のように、キャラクターが自分の一部になって、見ている皆さんが感じ取るものが大きい、奥の深いキャラクターや物語を選んでいきたい」と抱負を述べ、「これからも国境問わず、いろんな所で頑張って、皆さんと一緒に盛り上げていきたいです」と話していた。

●「SHOGUN 将軍」シーズン2はどうなる?

 海外では配信日の火曜を、真田が演じた主人公・虎永にちなみ“Toranaga Tuesday”と呼ぶなど社会現象化した「SHOGUN 将軍」。エミー賞の快挙を前に、ディズニー傘下の製作会社・FXは、シーズン2&3の開発に着手したことを発表しており、主演でプロデューサーの真田をはじめ、主要なクリエイティブパートナーが続投することになっている。

 この件に関しても、授賞式後の真田はコメントしており、「ライターズ・ルームがオープンし、ロケ地、スタッフィングの話をしています」と、すでに脚本家チームが招集されたことを認めた。また、撮影開始については「1年後を目指しています」と語り、「長い旅の始まりに、いま立ったところ。70%が日本語のセリフの作品が、この結果につながったことは、(『SHOGUN 将軍』の)可能性が広がったと感じます」と、意欲を燃やしていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください