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「ホワイトバード はじまりのワンダー」東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式招待 「ワンダー 君は太陽」のもうひとつの物語

映画.com / 2024年9月18日 12時0分

「ホワイトバード はじまりのワンダー」東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式招待 「ワンダー 君は太陽」のもうひとつの物語

(C)2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.

 大ヒット作「ワンダー 君は太陽」のもうひとつの物語「ホワイトバード はじまりのワンダー」が、10月28日から11月6日まで開催される第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門への出品が決まり、日本最速上映されることがわかった。

 「ワンダー 君は太陽」は、普通ではない見た目で生まれてきた10歳の少年オギーが初めて飛び出した学校という社会の厳しさにつぶされそうになりながらも、家族からの深い愛を糧に強く明るく前へ進む姿が描いた。

 その後、小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。主人公の一人は前作でオギーをいじめた少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)。もう一人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)。本作は、孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語だ。

 いじめっ子ジュリアンの祖母サラ役は「クィーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。いじめっ子だったジュリアン役は、前作よりブライス・ガイザーが続投している。少女時代のサラ役は「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリエラ・グレイザー。サラの同級生・少年ジュリアンを「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のオーランド・シュワート。そのほか、「X-ファイル」シリーズのスカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いたジリアン・アンダーソンらが出演している。監督は「チョコレート」「ネバーランド」「プーと大人になった僕」「007 慰めの報酬」のマーク・フォースターが務めている。

 場面写真10点もあわせて披露された。少女時代のサラと少年ジュリアンが見つめ合い肩を取り合う姿や、満面の笑みを浮かべ楽しそうにダンスをする様子、またサラが孫のジュリアンに過去の話を語り聞かせるシーンなどが切り取られている。サラが少年ジュリアンの母と話している写真からは、ただならぬ緊迫感が伝わってくる。

 第37回東京国際映画祭の「ガラ・セレクション」部門は、世界の国際映画祭で話題となった作品や、国際的に知られる巨匠の最新作、本国で大ヒットしたエンタメ作品など、映画祭を盛り上げるにふさわしい作品を上映している。なお、本作は本映画祭での上映がジャパン・プレミアとなる。

 「ホワイトバード はじまりのワンダー」は12月6日から全国公開。

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