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「憐れみの3章」インパクト大!豪華キャストをとらえたキャラポス公開 ランティモス作品に初参加したキャスト陣が魅力を語る

映画.com / 2024年9月19日 20時0分

「憐れみの3章」インパクト大!豪華キャストをとらえたキャラポス公開 ランティモス作品に初参加したキャスト陣が魅力を語る

(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ「憐れみの3章」のキャラクタポスターが公開された。ストーンをはじめ、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォーらの顔が仮面のように仕立てられ、インパクトのあるビジュアルとなっている。

 本作は、ランティモス監督のもと、「哀れなるものたち」で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いたストーンをはじめ、同作に出演したデフォーやマーガレット・クアリーが再集結。さらに、プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力者が顔を揃えた。「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップが、ランティモス監督とともに共同脚本を手掛けた。愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジーで、3つの奇想天外な物語を不穏さを漂わせながらもユーモラスに描き出す。

 顔を仮面のように仕立てたビジュアルは、キャスト陣が3つの物語で異なるキャラクターを演じることを示唆しているかのよう。ストーン、プレモンス、デフォーといったハリウッドの実力者たちに加えて、ランティモス作品初参加となるメンバーも大きなインパクトを残している。

 第1章でロバート(演:プレモンス)の妻サラ、第2章で海難事故から奇跡の生還を果たしたリズ(演:ストーン)の同僚の妻シャロン、第3章でカルト集団のリーダー・オミ(演:デフォー)の妻アカを演じたのは、ホン・チャウ。マット・デイモン主演の「ダウンサイズ」(17)で片足を切断されたベトナム人政治活動家ゴック・ラン・トラン役を演じ、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされたほか、「ザ・ホエール」(22)では第95回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした。

 「ショーイング・アップ」(23)の演技をランティモス監督が観たことがきっかけで本作に参加したチャウは、「(本作の脚本を)何度も読み返して、テーマが何なのか考えようと思いました。それから一歩引いて、『いや、そんなことはしないで、ただこの経験を信じよう』と思ったんです。ヨルゴスの作品群には説得力がありますから、彼がどんな方向に進もうと、それは素晴らしいものになると分かります」と絶対の信頼を寄せる。そして、ランティモス監督も「ホンは素晴らしい女優です。最後の物語で、ウィレムと一緒にリーダーを演じた彼女は素晴らしかった。彼女の役に対する真剣な態度が大好きで、それがさらに愉快にさせるのです」とお互いの才能を讃えあった。

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