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ポーランドの強制収容所へ向かうツアーの行方は… ジェシー・アイゼンバーグ監督・主演「リアル・ペイン 心の旅」特報

映画.com / 2024年9月25日 11時0分

ポーランドの強制収容所へ向かうツアーの行方は… ジェシー・アイゼンバーグ監督・主演「リアル・ペイン 心の旅」特報

米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で、批評家スコア91%の高評価 (C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

 ジェシー・アイゼンバーグ(「僕らの世界が交わるまで」)が監督・脚本・製作・主演を務め、キーラン・カルキン(「メディア王 華麗なる一族」)が従兄弟役で共演した「リアル・ペイン 心の旅」の特報(https://youtu.be/a-QUNI-6PWY)とティザービジュアルがお披露目。映像では、アイゼンバーグとカルキンのコメディセンスが炸裂した、軽快なやりとりが切り取られている。

 アイゼンバーグの監督・脚本第2作である「リアル・ペイン 心の旅」は、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア91%(9月24日時点)の高評価を獲得している。

 米ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッド(アイゼンバーグ)と、兄弟同然に育ったものの、いまは疎遠になっている従兄弟ベンジー(カルキン)は、亡くなった最愛の祖母の遺言で、ポーランドのアウシュビッツと並び有名な強制収容所マイダネクまでのツアー旅行に参加する。従兄弟同士でありながら正反対の性格であるふたり。彼らは時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々と交流し、そして家族のルーツであるポーランドの地をめぐるなかで、40代を迎えた自身の“生きるしんどさ”に向き合う力を得ていく。

 特報の冒頭では、マイダネクへ向かう列車のなかで、トラブルを抱えている様子のデヴィッドとベンジーを活写。ベンジーは早口で、列車内で車掌と遭遇しないための作戦をまくし立て、後ろのデヴィッドはついていくのに必死のようだ。映像内では、ショパンの名曲を背景に、美しいポーランドの街並みや、自由奔放なベンジーに振り回されるデヴィットの姿が浮かび上がる。個性的な人々との交流や、美しさの影に波乱に満ちた歴史を抱えるポーランドの地を巡るなかで、ふたりは何を見出すのか、期待が高まる。ティザービジュアルでは、ポーランドの空を見上げるふたりが写し出されている。

 「ソーシャル・ネットワーク」でブレイクし、監督デビュー作「僕らの世界が交わるまで」の絶賛も記憶に新しいアイゼンバーグが、本作で監督、脚本、製作、主演の4役を務める。アイゼンバーグは、かつて妻とともにポーランドへ旅行したことが、製作のきっかけだと明かしている。自身の家族のルーツがポーランドにあることから、「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう? 私は何者なのだろう?」と疑問を抱き、ポーランドの歴史をめぐる旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたそう。アイゼンバーグは、先日ポーランドの市民権獲得の意向を示したことも話題になっており、本作で描かれるふたりの旅路は、自身の物語を自ら紐解いたものだともいえる。

 ドラマ「メディア王 華麗なる一族」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞の主演男優賞をダブル受賞したキーラン・カルキンをはじめ、「Giri / Haji」で知られ、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」で監督・脚本を務めたウィル・シャープ、「ダーティ・ダンシング」「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイらが共演。「僕らの世界が交わるまで」に続き、エマ・ストーンがプロデューサーとして名を連ねている。

 「リアル・ペイン 心の旅」は、2025年1月に公開。

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