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第37回東京国際映画祭、コンペティション部門に日本映画3作品「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」「敵」「雨の中の慾情」

映画.com / 2024年9月25日 18時30分

 世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画の最新作などを上映するガラ・セレクション部門には、綾瀬はるか主演の「ルート29」(森井勇佑監督)、松坂桃李が主演する「雪の花 ともに在りて」(小泉堯史監督)、松重豊が監督&主演を務める「劇映画 孤独のグルメ」、「リアル・ペイン 心の旅」(ジェシー・アイゼンバーグ監督&出演)、「ホワイトバード はじまりのワンダー」(マーク・フォースター監督)など、国内外から全13本がラインナップされた。

 また、新部門として「ウィメンズ・エンパワーメント」(Women’s Empowerment)を創設。メインのコンペンティション部門やガラ・セレクション、長編3本目までのアジアの新人監督のコンペである「アジアの未来」など主要9部門で構成されていたが、今年加わる新部門は、東京都と連携し女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする作品に焦点をあてた部門となる。

 会見には、本映画祭のフェスティバル・ナビゲーターに就任した菊地凛子が駆けつけ、「東京国際映画祭は都市で開催される、ユニークで特別な映画祭」だと語り、「映画を通して会話できる、代えがたい宝物のような時間。たくさんのクリエイターとつながることが大事なこと」と国際映画祭の意義を強調した。

 また、Nippon Cinema Now部門で特集上映が行われる入江悠監督は、「普通、特集上映といえば、一貫性のある監督のものだと思うが、自分は本当に一貫性がない。なんで、こんな変なフィルモグラフィーになったのか(笑)。きっと飽きっぽい性格だからだと思う」と自己分析。「日本映画の製作現場は、貧しくなっている。どう映画を作っていくべきか議論し、発信できれば」と抱負を語った。

【コンペティション】(全15本)
「アディオス・アミーゴ」(コロンビア/監督:イバン・D・ガオナ)
「小さな私」(中国/監督:ヤン・リーナー)
「死体を埋めろ」(ブラジル/監督:マルコ・ドゥトラ)
「士官候補生」(カザフスタン/監督:アディルハン・イェルジャノフ)
「娘の娘」(台湾/監督:ホアン・シー)
「英国人の手紙」(ポルトガル/監督:セルジオ・グラシアーノ)
「彼のイメージ」(フランス/監督:ティエリー・ド・ペレッティ)
「雨の中の慾情」(日本、台湾/監督:片山慎三)
「わが友アンドレ」(中国/監督:ドン・ズージェン)
「お父さん」(香港/監督:フィリップ・ユン)
「大丈夫と約束して」(スロバキア、チェコ/監督:カタリナ・グラマトヴァ)
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(日本/監督:大九明子)
「敵」(日本/監督:吉田大八)
「トラフィック」(ルーマニア、ベルギー、オランダ/監督:テオドラ・アナ・ミハイ)
「チャオ・イェンの思い」(中国/監督:ミディ・ジー)

<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net

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