「ナミビアの砂漠」が首位、「謝罪の王様」「五等分の花嫁＊」「Cloud クラウド」なども上位にアップ【映画.comアクセスランキング】

　2024年9月23日～29日（集計期間）の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。

　9月6日からヒット中の山中瑶子監督、河合優実主演「ナミビアの砂漠」が、前週の12位から再び10位内にランクインするとともに首位に躍り出ました。前週は河合が主演した入江悠監督「あんのこと」も3位に順位を上げており、主演作が高い注目を集め続けています。

　2週連続で首位だった三谷幸喜監督、長澤まさみ主演「スオミの話をしよう」は2位。3位には、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生のトリオによる2013年公開の「謝罪の王様」が前週の845位から一気にジャンプアップしました。

　4位は「ラストマイル」で、「劇場版『オーバーロード』聖王国編」が5位をキープ。吉田恵輔監督、石原さとみ主演のヒューマンドラマ「ミッシング」が前週の10位から6位にさらに順位を上げ、「あの人が消えた」も前週の9位から7位にアップしました。

　8位は拡大公開中の「侍タイムスリッパー」で、「五等分の花嫁＊」が前週の15位から9位にアップ。「週刊少年マガジン」で連載された春場ねぎの同名コミックを原作とするアニメ「五等分の花嫁」シリーズの放送5周年を記念して製作されたテレビスペシャルアニメを、テレビ放送に先駆けてスクリーンで上映しています。

　そして10位には、9月27日公開の新作「Cloud クラウド」が、前週の58位からジャンプアップしました。黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、憎悪の連鎖から生まれた集団狂気に狙われる男の恐怖を描いたサスペンススリラーです。公開記念舞台挨拶が28日に都内劇場で行われ、黒沢監督と菅田に加え、共演の奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝が登壇しました。本作は、第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出されています。