第18回田辺・弁慶映画祭コンペ特別審査員に俳優の武田梨奈と藤原季節が決定
映画.com / 2024年10月1日 9時0分
(C)2018映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」製作委員会
11月8日から10日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催される第18回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の特別審査員を俳優の武田梨奈、藤原季節が務めることが決定した。
これまで多くの若手監督や若手俳優を輩出し、“インディーズの登竜門”と注目されている田辺・弁慶映画祭。特別審査員は、若手監督によるコンペ部門の入選作品を審査し、グランプリにあたる「弁慶グランプリ」および役者個人に贈られる「俳優賞」などの選考を行う。
武田は今年、香港ドラマ「打天下2」に出演するなど海外作品でも活躍し、映画「室町無頼」、日米印合作の主演映画「shambhala」など公開が控えている。藤原は、映画のみならずドラマ、舞台など幅広く活動を続けており、今年は出演作の「辰巳」が4月から公開され、主演作「東京ランドマーク」が全国で順次公開されている。特別審査員長は本映画祭のプログラムディレクターである掛尾良夫氏で、3人に加えて松崎健夫氏(映画評論家)、沢村敏氏(東京テアトル映像事業本部企画調整部)が特別審査員を務める。
今年のコンペ部門は、応募総数175作品の中から予備審査を経て、岡本崇監督「ボールドアズ、君。」、鴨井奨平監督「書けないんじゃない、書かないんだ」、木村ナイマ監督「天使たち」、張曜元監督「ハーフタイム」、西崎羽美監督「よそ者の会」、馬渕ありさ監督「噛む家族」、宮坂一輝監督「温帯の君へ」、そして宮森玲実監督「わたしの頭はいつもうるさい」の8作品が入選。8日と9日の2日間に上映・審査され、10日の表彰式で弁慶グランプリなど各賞が発表される。
また、招待作品とスケジュールも決定した。8日は今泉力哉監督、永野芽衣と高橋文哉主演の「映画 からかい上手の高木さん」。9日は藤原が主演した青春映画「佐々木、イン、マイマイン」と、最新作「それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン」(2回上映)。10日は昨年の大ヒットアニメ映画「BLUE GIANT」、武田が出演した映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」、そして役所広司が第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した「PERFECT DAYS」を上映。藤原と武田は上映後にそれぞれ舞台挨拶を行う。コンペ入選作品の鑑賞は無料で、招待作品は有料。
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