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有村架純&坂口健太郎「さよならのつづき」 米津玄師による書き下ろし主題歌「Azalea」を初使用した本予告&キーアート披露

映画.com / 2024年10月2日 8時0分

有村架純&坂口健太郎「さよならのつづき」 米津玄師による書き下ろし主題歌「Azalea」を初使用した本予告&キーアート披露

米津玄師 photo by 堀越照雄

 有村架純と坂口健太郎が主演するNetflixシリーズ「さよならのつづき」の主題歌が米津玄師による書き下ろし曲「Azalea」(読み:アザレア)に決定し、楽曲を使用したメイン予告(https://youtu.be/CdDZyDhFPTw)とキーアートが公開された。

 本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田惠和が脚本を手掛ける。監督は、岡田とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でもタッグを組んだ黒崎博が務める。

 有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は、子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。

 菅原さえ子(有村架純)が恋人の中町雄介(生田斗真)からプロポーズを受けたその日、雄介は交通事故で亡くなってしまう。ある日、さえ子は雄介の心臓を提供された相手から手紙を受け取る。ルールに従って無記名でお礼を書いたのは、大学職員の成瀬和正(坂口健太郎)。彼の病を知った上で一緒になったミキ(中村ゆり)と、リンゴ園を営む彼女の実家で暮らしている。手術に成功した成瀬は驚くほど元気になるが、時々フラッシュバックする自分のものではない記憶に違和感を覚えていた。

 それぞれ別の人生を歩んでいたはずの2組の男女が数奇な運命に巻き込まれていく中、さえ子と成瀬は何かに導かれるように出逢い、そして成瀬の中に雄介の記憶が“生きている”ことを知る。「さえ子に会いたい」と、“心”が思ってしまう成瀬。「雄介がそこにいる」と成瀬の傍にいたいと願うさえ子。一体誰を愛しているのか、ふたりは答えを見いだせないまま、どうしようもない想いを抱えていく。映像では米津が手掛けた主題歌「Azalea」が初公開され、北海道とハワイの壮大な風景を舞台に描かれるふたりの運命の行方をよりドラマチックに彩る。

 米津は「『死んでしまった恋人の心臓を受け継いだ他人に出会う』というあまり馴染みのない状況から始まる物語ですが、そんなことがおよそ起こり得ない現実を生きている我々にとっても、決して人ごとではない大事な何かがそこにあるような気がしています。どこからどこまでがあなたなのか、距離を詰めてもいいのかどうかと迷うさえ子に想い馳せながらこの曲を作りました」とコメントを寄せた。

 Netflixシリーズ「さよならのつづき」は、11月14日より世界独占配信。本作は第29回釜山国際映画祭・オンスクリーン部門に、日本作品として初めて正式招待されることが決定している。

 米津のコメント全文は以下の通り。

【米津玄師】

さよならのつづきは「死んでしまった恋人の心臓を受け継いだ他人に出会う」というあまり馴染みのない状況から始まる物語ですが、そんなことがおよそ起こり得ない現実を生きている我々にとっても、決して人ごとではない大事な何かがそこにあるような気がしています。

どこからどこまでがあなたなのか、距離を詰めてもいいのかどうかと迷うさえ子に想い馳せながらこの曲を作りました。よろしくお願いします。

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