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「グラディエーターII」本ポスター&場面写真&メイキング写真一挙公開 リドリー・スコット監督「私がこれまでに作った中で、最高の作品」

映画.com / 2024年10月2日 12時0分

「グラディエーターII」本ポスター&場面写真&メイキング写真一挙公開 リドリー・スコット監督「私がこれまでに作った中で、最高の作品」

(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

 巨匠リドリー・スコットが手掛けた名作の続編「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」の本ポスターと場面写真、メイキング写真が一挙公開された。

 古代ローマを舞台にした前作「グラディエーター」(00)は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷の座へと落とされた元大将軍マキシマスが復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むさまを描いた。ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスら名優たちによる演技合戦、大スケールで描かれる情熱的なバトルシーンなどが話題を呼び、第73回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞を含む5部門受賞を果たした。

 今作もスコット監督がメガホンをとり、「aftersun アフターサン」で第95回アカデミー主演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが主演を務めるほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーら豪華俳優陣が集結する。

 激しい闘いの末に剣闘士マキシマス(クロウ)が皇帝コモドゥス(フェニックス)に勝利したことで、大きな転換点を迎えたかに思われたローマだが、十数年後、次なる暴君の圧政によって市民は苦しい生活を強いられていた。そんな中、将軍アカシウス(パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻によって愛する妻を殺された主人公・ルシアス(メスカル)は奴隷として売られ、グラディエーター=剣闘士となる。

 先日公開された予告編では、ルシアスの父親が前作の英雄マキシマスであることが明かされたが、本ポスターには新時代の英雄へ駆け上がらんとするルシアスをとりまくように、“コロセウム”に運命を大きく翻弄される登場人物たちの姿が描かれている。

 さらに新たな場面写真には、ルシアスが剣闘士の仲間たちを奮い立たせるカリスマとしての顔や、因縁深きアカシウス将軍との肉弾戦、サイに跨った剣闘士が出撃する瞬間など、迫力あふれる場面が切り取られている。そのほか、皇帝顔負けの貫禄で馬車に鎮座する謎の男・マクリヌス(ワシントン)や、前作の皇帝コモドゥスの姉でルシアスの母・ルッシラ(ニールセン)、双子皇帝のゲタ(クイン)などの姿も見ることができる。

 メイキング写真には、細部まで作りこまれた撮影セットでスコット監督が演技指導を行う様子に加えて、キャスト陣が砂まみれになりながらも笑顔で話し合う様子などが収められ、名匠の貴重な演出場面を垣間見ることができる。スコット監督は、米EMPIRE誌のインタビューで「私がこれまでに作った中で、最高の作品だ」と自信をのぞかせている。

 「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は11月15日から全国公開。

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