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「大きな玉ねぎの下で」特別映像&オンライン限定ビジュアル公開 伊東蒼、藤原大祐、窪塚愛流、瀧七海ら追加キャストも発表

映画.com / 2024年10月2日 18時0分

 藤原と窪塚は3回目の共演となり、藤原は「大樹を演じるのが愛流で本当に良かったです!」「僕と愛流だからこその、虎太郎と大樹の関係性も築けたと思います」と信頼を寄せ、窪塚も「親友役が大祐と聞いたときは、嬉しくてガッツポーズしてしまいました。大祐の唐突に仕掛けてくる芝居が大好きです」と喜びを語った。

 「きさらぎ駅」やドラマ「ブラッシュアップライフ」などに出演した瀧は、今日子の親友・谷崎明日香役を担う。明日香を時に優しく、時に力強く支える親友を演じた瀧は、「実は、今回80年代のヤンキー少女 を演じるために昔のヤンキー作品を観て研究しました」と明かし、「人情味溢れる明日香を演じるのはすごく良い時間でした」と振り返った。

 映像では、令和と平成、2つの時代を舞台に淡く切ない恋模様が描かれる。1989年、顔も知らないペンフレンドに、大切な想いを1文字1文字に込めながら言葉を綴る今日子と虎太郎。スマートフォンもなければSNSもない時代に“手紙”で距離を縮めていくが、住んでいる場所の違いや今日子の病気など様々な困難が立ちはだかる。そして、2024年。同じ場所でバイトしているが、シフトの違いで会ったことのない丈流と美優。2人を繋ぐのは業務連絡用の“バイトノート”のみ。“言葉のやり取りを交わしていくうちに惹かれ合うものの、あと一歩が踏み出せない2人の姿が描かれる。

 オンライン限定ビジュアルには、夕日に染まる海辺を背景に背を向けあう丈流と美優の姿が切り取られ、「恋にスランプはつきもの」というコピーがすれ違いや一筋縄ではいかない展開を予感させる。

 「大きな玉ねぎの下で」は2025年2月7日公開。伊東、藤原、窪塚、瀧のコメント全文は以下の通り。

【伊東蒼】

私も大切な人に気持ちを伝えたいときに手紙を書くので、この作品に出演できることを嬉しく思います。撮影前から役に合わせて、昭和の作品をみたり、今日子が恋する気持ちに近づけるように藤原さんの曲を聴いたりしていました。現場では、瀧さんが人見知りしがちな私に沢山話しかけてくれて楽しかったです。好きな人が選んでくれた便箋と封筒、書いた文字、言葉や行間、どれも手紙でしか得られない宝物だと思います。この映画が私たちから、皆さんへの「お手紙」になってくれれば嬉しいです。

【藤原大祐】

台本を読んだ時、まるで小説を読んでいるような、5分の楽曲に込められたストーリーをより深く味わえた気分になりました。僕自身、手紙がすごく好きなので、虎太郎は自分に重なる部分が多く馴染みやすかったです。それに、大樹を演じるのが愛流で本当に良かったです! 共演3回目の僕と愛流だからこその、虎太郎と大樹の関係性も築けたと思います。色んなことが便利になって、つい楽な道を探してしまう現代だからこそ、忘れかけていた大切なことに気づかせてくれる作品です。どこか懐かしさを感じる、人間の温かみに溢れたこの映画をぜひ劇場でご覧ください。

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