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人気漫画「見える子ちゃん」実写映画化! 原菜乃華が霊をガン無視する女子高生役、監督は「残穢」中村義洋

映画.com / 2024年10月10日 7時0分

人気漫画「見える子ちゃん」実写映画化! 原菜乃華が霊をガン無視する女子高生役、監督は「残穢」中村義洋

原作「見える子ちゃん」 (C)Tomoki Izumi

 国内累計発行部数300万部を突破した人気漫画「見える子ちゃん」の実写映画化が決定し、2025年初夏に公開されることがわかった。主人公・四谷みこ役は、メジャー映画では初単独主演となる原菜乃華が務める。あわせて、スチールと原のコメント映像が披露された。

 泉朝樹氏がSNSで発表した第1話が大きな話題を呼び、18年にKADOKAWAが運営する「ComicWalker(現:カドコミ)」で連載がスタートしたホラーコメディ漫画「見える子ちゃん」。カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数は8500万回を突破。13言語で翻訳出版され、いまや全世界で多くのファンに愛される人気作品となっている。

 ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。日常を取り巻く不可解な存在を前にして、彼女が選んだのは「無視する」こと。もし霊たちに見えていると悟られれば、何が起こるかわからない――そんな恐怖に怯えながら、みこはひたすら平静を装ってスルーし続ける。しかし、親友にまで霊の影が忍び寄ったとき、果たしてみこは霊を無視し続けることができるのか!?

 「すずめの戸締まり」でヒロインの声優に1700名超のオーディションから大抜擢され、NHK大河ドラマ「どうする家康」、映画「ミステリと言う勿れ」などに参加してきた原。「恋わずらいのエリー」では宮世琉弥とともに主演を務め、今後の待機作としてドラマ&映画「【推しの子】」、NHK連続テレビ小説「あんぱん」ではヒロインの妹役としての出演も決定している。

原「なんて斬新で面白い設定なんだろうと一瞬で虜になってしまったんです。ホラー映画なのに、ただひたすら霊を無視する役どころで、脚本を読んだとき笑いが止まりませんでした。青春、コメディ、ヒューマンドラマがすべて詰まった、全く新しいホラー映画になると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」

 監督は「予告犯」「忍びの国」をはじめ多くの大ヒット作品を手掛け、鬼才・中村義洋。「仄暗い水の底から」(02/脚本)、「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」などで恐怖表現に定評のある中村が、これまでのホラーとはまた一風変わった緊張感と青春映画としての爽やかさを併せ持つ作品に挑戦する。

 「見える子ちゃん」は、24年5月4日にクランクインし、同年5月30日にクランクアップ。群馬県桐生市中心に撮影が行われた。2025年初夏に全国公開。コメント全文は以下の通り。

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