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“最強の魔女”アガサを演じたキャスリン・ハーン 今後の展開は「予想を裏切りますが、私に言わせれば完璧」

映画.com / 2024年10月11日 14時0分

 しかも、「ワンダヴィジョン」の企画・制作総指揮を務めたジャック・シェイファーが脚本を執筆してくれることになって。ときどき、アガサを演じていると、アガサの目を通して世界を見ているような気がするんです。私たちは気が合うんです。今回は、アガサが底辺の状態から始められること、彼女が力を取り戻していく過程や彼女のなかに隠されたものを披露できるのは、役者として本当にスリリングでやりがいのある挑戦です。

 実際、魔女を演じるのが大好きです。これまで演じたなかで最も楽しい役だとつくづく実感しています。そんな風に感じるということは、自分もどこかおかしいのかもしれませんが(笑)。

――魔女があなた自身に最も近いというのは興味深いですね(笑)。

 魔女という存在は、女性や、あるいは疎外されていると感じる人々にとって、特別なものだと思います。社会で疎外されていると感じている人たちには、自分の変わった部分を受け入れ、居心地の良い場所を提供する「カヴン」(注:中世ヨーロッパの魔女裁判の時代に魔女たちが行っていたとされる秘密の集会のこと)が必要なんです。カヴンは時代とともに意味が変わって、強い絆で結ばれた人たちのことを表しますよね。仲間や自分を理解してくれる人たちと一緒にいると、ありのままの自分でいられて安全だと感じ、一緒にいると無敵になれるような感覚になって。

 同時に、魔女には男性を脅かすような側面もあります。男性に依存せず、森のなかでひとりで暮らすことができる女性ですから。しかも、自分の感情を率直に表現し、遠慮せずに思ったことをはっきりと口に出す。だからこそ、男性は魔女を脅威とみなしていた。

 そうした面も、女性が魅力を感じる点だと思います。声を上げること、自分の本質を貫くこと、そしてカヴンという強力なグループの一員になることに。

――ネタバレにならない程度に、エンディングについて教えてください。

 とても満足のいくものです。視聴者のみなさんが予想している方向にはいきません。どこか別の場所です。予想を裏切りますが、私に言わせれば完璧です。そして、スケールが大きく、ファニーで、セクシーで、深みもあります。曖昧な答えですみません(笑)。

――間もなくハロウィンですが、アガサのコスチュームを見たことはありますか?

 あります! ハロウィンはいつも子どもたちと一緒に玄関先に座って、子どもたちが来るのを待ってるんです。今年は「アガサ・オール・アロング」のなかの衣装を着た子どもが来るかどうか楽しみです。

 今回のドラマは14歳以上が対象なので、少し年齢層が高く、より洗練されています。大人の仮装も期待したいですね。

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