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神山健治監督、「ロード・オブ・ザ・リング」アニメ化作品に自信! 実写3部作を初めて観た衝撃を「もう一度体験してほしい」

映画.com / 2024年10月11日 22時3分

神山健治監督、「ロード・オブ・ザ・リング」アニメ化作品に自信! 実写3部作を初めて観た衝撃を「もう一度体験してほしい」

 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となるオリジナル長編アニメーション映画「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」の製作報告会見が10月11日、都内で行われ、神山健治監督とプロデューサーのジョセフ・チョウが出席。神山監督が「とにかくすごい、『見たことないぞ』というものをみんなに見てもらいたい思いで作った」と自信をのぞかせた。

 本作は、J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部である、ローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませたオリジナルストーリー。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを手がけたピーター・ジャクソンが製作総指揮、「東のエデン」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」で知られる神山健治が監督を務め、「Studio Sola Entertainment」がアニメーション制作を担う。

 「適任者はどう考えても神山監督しかない」とチョウ氏から全幅の信頼を寄せられた神山監督は、「これは大変なことになると思いました」とプレッシャーを感じつつも、「『ロード・オブ・ザ・リング』の3部作は本当に大好きな映画。いちファンという気持ちで観ていました。それを映画として作れるのかと思うと、大変だろうというよりも喜びが上回った。『ロード・オブ・ザ・リング』を監督できるなんて、こんなチャンスは生涯でもなかなかないだろうと。これはやるべきチャレンジだなと思った」とオファーにワクワクしたと振り返る。

 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作に繋がる200年前の伝説の戦いを描く本作で主人公となるのは、若き王女ヘラ。彼女の父であり偉大な王ヘルムの守護のもと、誇り高き騎士の国ローハンは長らく平和を享受していたが、ヘラの幼なじみであるウルフが敵として現れ、王国の平和が脅かされる。

 神山監督は「トールキンの原作では、ヘルム王には『3人のきょうだいがいて、その末っ子は娘だった』という記述がある。原作には名前もないけれど、その娘を主人公にすることで、映画オリジナルのエピソードを膨らませられると思った」とストーリーについて解説。実写映画3部作との繋がりにもこだわったそうで、「映画を観てきたファンの人からすると『こんなところにこんな仕掛けがあるのか』と、ニヤッとするようなものを仕掛けられた。1本の映画ではあるけれど、3部作とも繋がっている世界観の広がりができた」と充実感をにじませる。

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