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「ONE PIECE FILM RED」今夜放送!あらすじ・キャスト・トリビアまとめ

映画.com / 2024年10月13日 19時0分

【空前の大ヒットとなった要因とは?】

●尾田栄一郎総合プロデュース作品の強み

 国内興行収入203.4億円という邦画歴代の興収ランキング4位の数字を叩き出した「ONE PIECE FILM RED」。尾田氏が総合プロデュースを務めるのは、12作目の「ONE PIECE FILM Z」、13作目の「ONE PIECE FILM GOLD」に続いて3度目となりましたが、やはり生みの親である原作者が指揮官を務める作品は、毎回期待値が高いようです。

 これまで、劇場版「ONE PIECE」で興行成績ナンバー1だった作品も、尾田氏プロデュースの「~FILM Z」。実際に、隅々まで尾田氏が目を光らせた本作は、「ONE PIECE」ファンはもとより、キャストやスタッフ陣の心をも大いに揺さぶりました。

 脚本の黒岩さんは、尾田さんや谷口悟朗監督と話し合いながら本作の物語を手掛けました。ファンの期待に応えてくれた内容については尾田氏も「脚本、素晴らしい!」と太鼓判を押していました。また、本作のワールドプレミアでは、主人公・ルフィ役の声優・田中真弓が、「長く続く『ONE PIECE』ですが、毎回この手があったかと驚かされます。今回も見たことのないものが出来上がっているのでぜひ見届けてください」と、自信をもってアピールしていたことも印象深かったです。

●令和の歌姫Adoが歌い上げるナンバーに酔いしれる

 ウタというのは、劇場版のオリジナルキャラクターで、ボイスキャストとして声優の名塚佳織が、歌唱キャストとしてAdoというWキャストでいったことが功を奏しました。特に「うっせぇわ」で大ブレイクした令和の歌姫Adoの歌声が作品の肝に。Adoは顔出しをせずに活動していますが、まさに素性のわからなかったウタという役柄や“別次元”の声という部分で、役とかなりシンクロします。

 また、ウタの楽曲を、尾田氏とも交流が深い中田ヤスタカ作詞作曲による主題歌をはじめ、劇中歌6曲をMrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦基博という総勢7組の豪華アーティストが手掛けています。とても贅沢なコラボレーションとなり、映画ファンだけではなく音楽好きのハートをも鷲掴みしました。

●コロナ禍明けで実感した映画館で“体感”することの醍醐味

 本作が公開されたのは、コロナショックがようやく落ち着いてきたとはいえ、まだまだ予断の許さない時期だった2022年。そんな中で公開された「ONE PIECE FILM RED」は、SNSにおいて、映画館で“体感”すべき”映画だという感想が一気に拡散されました。

 コロナ禍でネット配信の映画やドラマを見る層が激増した一方で、逆に“ライブ感”を渇望する声も増えていった時期です。同じ映画ファン同士で、誰かと作品を共有したいという欲求も高まっていく中、楽曲が充実した本作は、音響設備の良い映画館で見たいという声が多く上がり、公開後のアンコール上映や、ファン待望の“声出しOK”の応援上映も大盛況に。

 リピーターはもちろんのこと、普段なら映画館に足を運ばなかった若年層の反響も大きかったです。特に記憶に残っているのが、およそ1年ぶりのアンコール上映で、週末3日間で動員12万2000人、興収は1億5900万円を挙げ、興行ランキング首位に返り咲いたことです。業界でも騒然となりましたが、まさにコロナ禍で大打撃を受けていた映画館にとっては救世主的作品となりました!

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