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「アリス・イン・ワンダーランド」金曜ロードショーで今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、トリビアも紹介

映画.com / 2024年10月18日 21時0分

【俳優との絆を重んじるティム・バートン監督作の魅力】

●ジョニー・デップとティム・バートン監督のゴールデンタッグ!

 「シザーハンズ」で初めてタッグを組んで以降、「エド・ウッド」「スリーピー・ホロウ」「チャーリーとチョコレート工場」「ティム・バートンのコープスブライド」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」「アリス・イン・ワンダーランド」「ダーク・シャドウ」と、8作も監督&キャストとして組んできた盟友同士であるふたり。

 常に互いをリスペクトし合い、あうんの呼吸でコラボレーションを楽しんできました。「アリス・イン・ワンダーランド」のキャンペーンで来日した際に、デップは「他の監督と違うのは、ティムがティムだから。本当の意味での作家で、真のアーティスト。彼は野心ではなく、純粋な気持ちから芸術を作ってるし、妥協をしない。彼と一緒に仕事をするのは、家に戻るような感覚だよ。居心地が良くて、とても満足感が強いんだ」とバートン監督との仕事にご満悦でした。

 それを受けてバートン監督も、デップについて「ジョニーは今まで本当にいろんなキャラクターを演じてくれた。でも、僕たちは毎回、初顔合わせだと思って臨んでいるよ。それが喜びだし、それが芸術だ。ジョニーからは、いつもエネルギーをもらってるよ」とコメント。このやりとりからも、お互いに良い刺激を受け合っている素晴らしい関係性であることがうかがえました。

●マイケル・キートンとの再タッグ作「ビートルジュース ビートルジュース」

 バートン監督といえば、デップをはじめ、何度も組んでいる常連の俳優が多数います。現在公開中の「ビートルジュース ビートジュース」は、ティム・バートン・ワールドの原点とも言うべき1988年公開の「ビートルジュース」を皮切りに、「バットマン」シリーズでもコラボレートしてきたマイケル・キートンとの再タッグ作です。

 もともとディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンが、30歳の時に監督した「ビートルジュース」は、彼の出世作となり、自身初の全米初登場 No.1 を獲得したエポックメイキングな作品です。本作で4週連続 No.1を獲得したバートン監督は、名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たしました。その後、2人が手掛けた「バットマン」シリーズで、両者はハリウッドで不動の地位を築いていくことに。

 「ビートルジュース」の35年後を描くホラーコメディ「ビートルジュース ビートルジュース」は、第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品に選出されました。全米ではオープニング興行収入 1 億ドルを突破し、バートン監督史上歴代1位である「アリス・イン・ワンダーランド」に肉薄する歴代2位の記録を樹立。イギリス、オーストラリア、スペインなど40カ国でも初登場1位を獲得しました。

 本作のキャスティングでは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じたキートンをはじめ、キャサリン・オハラやウィノナ・ライダーも同じ役どころを演じているのでご注目を。ちなみに13年間にわたってパートナーだったヘレナ・ボナム・カーターもバートン監督作には7作も出演してきましたが、2014年に破局。でも、バートン製作の続編「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」では赤の女王役を続投しています。

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