サモ・ハン、第37回東京国際映画祭マスタークラスで63年の“映画人生”を語る 特別メッセージ動画も到着
映画.com / 2024年10月25日 17時0分
サモ・ハン
香港映画界のレジェンド、サモ・ハンが、第37回東京国際映画祭の企画「サモ・ハン マスタークラス/『おじいちゃんはデブゴン』」に参加する。
来日は、上映企画「サモ・ハンis BACK!」のキャンペーン以来、7年ぶり。1961年「愛の教育」から始まった63年にわたる“映画人生”を自ら振り返つつ、日本の映画ファンとの交流を図る。また、マスタークラスを主催する「アジア・フィルム・アワード」は、今回のイベントをきっかけに“より多くの映画ファンが、香港アクション映画の情熱と魅力を体感してくれる”ことを願っているようだ。
1952年生まれのサモ・ハン。代表作として「燃えよデブゴン」(1978)、「ピックポケット!」(1982/第2回香港電影金像奨主演男優賞)、「プロジェクトA」(1983)、「七小福」(1989/第8回香港電影金像奨主演男優賞)、「SPL 狼よ静かに死ね」(2005)、「イップ・マン 葉問」(2010/第4回アジア・フィルム・アワード主演男優賞)などがある。
今年72歳となり、アクション大作「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」に出演。同作はカンヌ国際映画祭でワールドプレミアを迎え、アジア各国で大ヒット。ルイス・クーとの“死闘”は大きな話題を呼んだ。
近年の香港映画界における功績は広く認められており、第16回アジア・フィルム・アワード、第42回香港電影金像奨では生涯功労賞を受賞。サモ・ハンはかつてこんな発言をしている。
「映画は普遍的な芸術だ。 本当に重要なのは、あなたのアイデア、決断力、創造力、そして忍耐力です。 知識と才能があれば、どこでも偉大な監督になれる」
この言葉には、映画芸術に対する愛と、新世代の映画人に対する励ましが込められているのだ。
東京国際映画祭のマスタークラス(11月1日/丸の内ピカデリー2)のチケットは“即完売”。この状況にはサモ・ハンも大喜びのようで「日本の映画ファンと会うのをとても楽しみにしている」というビデオメッセージ(https://youtu.be/TxplmBghSNE)も披露された。
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
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