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北村匠海、初監督映画「世界征服やめた」は「好き放題やりました!」 萩原利久&藤堂日向が驚きの演出法を明かす

映画.com / 2024年10月28日 13時30分

 萩原は北村の演出について「コミュニケーションが円滑過ぎて言葉を交わしていない。それは匠海がプレイヤーとしてやっているからなのが大きくて、今まで感じたことのない感覚だった」と俳優同士だからこその阿吽の呼吸があったという。クランクインの日には「部屋のシーンを撮る際に『ここで生きて!』とだけ言われた」ことを明かした。藤堂は「役柄について相談したら『悲しみ痛み悔しさをひっくるめた涼しさを持って』と言われた」と振り返り、「抽象的な言葉だったのかもしれないけれど、それは役者サイドに寄り添ってのアドバイスだった。実際にそれが足掛かりになって本を理解する事が出来た」と感謝した。

 北村は監督業を振り返り、「2人と普段とは違う立ち位置での関わり方が出来たのが嬉しかった。今回は監督として頑張ろうではなく、役者兼監督として2人に寄り添うにはどうしたらいいのかを考えた」と述懐。「撮影であまりにもカメラを長く回すものだから、30分想定の脚本が51分の作品になった。2人の空気感が良過ぎて編集で切れなかった。好き放題やりました!」と充実した表情を見せた。

 萩原はそんな北村に対し、「10年後20年後に匠海がどうなっているのか気になる。脚本を読んだら『あれ?これ書いているの匠海じゃん!』みたいに、役者の匠海だけではない、新たな肩書の匠海に出会ってみたい」と期待。北村は次回作の構想を練っていることを明かすとともに、「助監督になって、エキストラの皆さんに芝居を付けたりしたい。自分企画の番組を作って、2人に日本一周の自転車旅をさせたい。なんでも浮かぶ。でもそこに必要なのは友であり、手伝ってくれる方々との出会い。今回の映画も『スクロール』で出会ったスタッフさんたちがいなければ、ここまでのいい現場で作ることは出来なかったので、そこはこれからも大事にしていきたい」と今後の展望を語った。

 映画「世界征服やめた」は、25年2月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。

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