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カトリーヌ・ドヌーブが群馬の居酒屋で息を引き取り、お盆を体験する亡霊役 日本文化を愛するエリック・クー監督が「死後の世界」描く

映画.com / 2024年10月30日 14時0分

 本作は群馬を離れた海辺の街での場面もあり、サーフボードが物語の重要な小道具として登場する。脚本を書いたエドワードは、「サーフミュージックからのインスピレーションです。日本の文化と他の文化をつなげるため、クレアと日本、音楽を人をつなげる役割です。そして僕らがビーチボーイズが好きで、日本にもサーフミュージックの文化があります。サーフボードで世界の海をつなぐという意図もあります」と説明した。

 また、鈴木慶一や細野晴臣といった、日本の音楽界のレジェンドも出演する。「トリビュートとして細野さん、鈴木さんに出演していただきました。私は日本の音楽が大好きで、サーフミュージックでは加山雄三さんのファンです。そして堺さんのスパイダースは、僕にとってはビートルズよりも大きい存在かもしれません。(堺の出演した)『西遊記』はイギリスでも放映されていました。そして、カトリーヌも歌うことに乗り気でした」とクー監督。歌手を演じたドヌーブは、本作のために作られた古き時代のシャンソン風の楽曲で、その歌声を惜しみなく披露している。

 そして最後に、「この作品の構想時はコロナ禍のステイホームで、私たちはたくさん映画を観たり音楽を聴いて過ごしました。ですからこの映画は、アート、音楽、文化へのオマージュ。タワーレコードの“NO MUSIC, NO LIFE.”のようなものを体現しました。私たちに大きな影響を与えたアーティストたちが出演を快諾してくれたことに感激しています」と、エドワードが結んだ。本作は今年12月にフランスで公開される。

 第37回東京国際映画祭は、11月6日まで開催。

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