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すき焼き派の成田凌と焼鳥派の千葉雄大、クォン・ウンビが選んだのは……

映画.com / 2024年11月1日 22時0分

すき焼き派の成田凌と焼鳥派の千葉雄大、クォン・ウンビが選んだのは……

 映画「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム」が11月1日、全国で封切られた。主演の成田凌をはじめ、共演のクォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、中田秀夫監督は都内の劇場で舞台挨拶に臨んだ。

 志駕晃氏の同名ミステリー小説を原作に、2018年に1作目が公開された「スマホを落としただけなのに」シリーズの第3弾にして最終章となる本作。日本と韓国を舞台に、スマホを持つ全ての者をターゲットにしたハッキング事件の行方を描き出す。

 この日、観客はサプライズで、本シリーズですっかり“人気者”となった成田が演じる殺人鬼・浦野のお面をかぶって登壇陣を出迎え。自らの顔がずらりと並ぶ客席に成田は苦笑を浮かべ「すごいですね……。それ帰りに絶対に落とさないようにしてくださいね(笑)」と呼びかけていた。

 成田と共にシリーズ皆勤となった千葉は「最終章ということで、感慨深い感じです」と語り、中田監督も「3本続けてシリーズものを監督させていただくのは初めてだったので光栄でした」としみじみと語った。

 過去2作での舞台挨拶やプロモーションの思い出を尋ねられると、千葉は「今日も出る前に『あれは何作目だっけ?』とか話していて、同窓会みたいでした。第2弾の舞台挨拶時に、北川景子さんが来てくださって、僕が涙ホロリとなってしまったことがあったんですが、その時にこの方(成田)のカニ(柄の)ハンカチで拭かせていただきましたね」と述懐する。

 成田が「今日はフグだった(笑)」と返し、千葉が「そこはカニにしとけよ!」と突っ込むなど、長くシリーズを共にした2人ならではの軽妙なやり取りで会場をわかせる。成田は「第2弾の完成披露の時に、今日は忙しくて来られなかった井浦新さんに『俺たちはキモ系俳優だからな』と言われたのをすごく覚えていて、あの日からキモ系俳優として生きていくんだということを心に決めて、今日ここに立っています」と明かす。

 本作のヒロインを務めたウンビは、この舞台挨拶のために韓国から来日し、朝からテレビ番組に出演するなど精力的にプロモーション活動に参加。そんなウンビのために、男性キャスト陣がそれぞれ日本のおすすめスポット、疲れた時のリラックス方法を提案した。

 大谷は「韓国はあまり湯船に浸かる文化がないので、みんな(日本で)温泉に行きたがるんですよね。(次回に)オフで来た時には箱根あたりに行って、温泉から出た後にはコーヒー牛乳をグイっとやるという経験をしてほしいです」とプレゼン。千葉はおいしい焼鳥屋を教えることを約束し、さらに「リフレッシュ方法は、僕は野菜を刻むとすごいストレス解消になるので、みじん切りをおすすめします」と意外なストレス解消法を伝授し、これにはウンビも「ヤバいですね(笑)」と驚きを隠せない様子だ。

 成田は、千葉を見やり「ウンビは焼鳥じゃなくて、すき焼きなの」と語り、「おいしいところ教えます! ウンビはランニングもするので、良い公園も教えます」とニッコリ。男性陣の魅力的なプレゼンに満面の笑みを浮かべていたウンビだが、一番惹かれた提案を問われると「焼鳥ですね」と即答。成田に「すいません(苦笑)」と謝罪し、会場は笑いに包まれていた。

 最後に成田は、シリーズに携わったスタッフ、キャスト、そして劇場に足を運んでくれた観客への感謝の言葉を口にし「スマホ、本当に気をつけてくださいね。良くも悪くも便利なものなので」と注意を呼び掛けた。

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