松坂桃李と芳根京子、2度目の共演でついに結婚「幸せです」「こちらこそ」【第37回東京国際映画祭】
映画.com / 2024年11月2日 15時19分
第37回東京国際映画祭のガラ・セレクションに選出された時代劇「雪の花 ともに在りて」が11月2日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで公式上映され、脚本も手がけた小泉堯史監督、出演する松坂桃李と芳根京子が舞台挨拶に立った。
「雨あがる」「博士の愛した数式」「峠 最後のサムライ」などで人間の美しい在り方を描いてきた名匠・小泉監督が、吉村昭の小説「雪の花」を映画化。江戸時代末期の福井藩を舞台に、数年ごとに大流行する疫病から、人々を救おうと奔走した実在の町医者の姿を描く。
松坂が演じるのは、痘瘡(天然痘)の有効な予防法として、天然痘の膿をあえて体内に植え込むという種痘の普及を目指す主人公の笠原良策。疫病と戦った実在の人物を演じ「すごく緊張しました」と振り返り、「資料を読みながら、ゆっくりゆっくり役を入れていくのは、難しいことでもあったが、監督をはじめ、いろんな人の手を借りて、良策という役を全うできた」と自身の挑戦に手応えを示した。
良策の妻・千穂を演じる芳根は、「居眠り磐音」でも松坂と共演しており、「どちらも時代劇で、和装の松坂さんを見慣れているので、いまのほうが不思議」と笑顔。「居眠り磐音」では松坂演じる主人公の許嫁という役どころで、「約束はしたんですけど、(結婚)できず……。今回、無事に結婚できて、最後まで支えることができて幸せです」と語ると、松坂も「こちらこそです!」と幸せそうに視線を送った。
小泉組に初めて参加した松坂は「全編フィルム撮影なんですよね。撮り直しがきかない緊張感が現場に漂っている。その中でのお芝居は、味わったことのない高揚感もありました」と、日本映画の伝統を受け継ぐ現場に尊敬の念。また、小泉監督については「自然を味方にするというか、天候が操れるのかなと思った」と語った。
一方の芳根は、「峠 最後のサムライ」に続き、小泉監督と2度目のタッグ。「1度目は緊張で、記憶が薄くなってしまうほど。今回はしっかり記憶に残すぞという意識でした」と振り返った。
「毎回、これで最後かなと思いながら作品を撮っている」と語る小泉監督は、「歴史上の人物を演じるのは難しいこと。ここにいるお二人は、想像力を大事にしながら、登場人物たちを立ち上げてくれる。現場でそれを最初に見られるのが楽しみだった」と松坂と芳根を絶賛。日本の時代劇が再び脚光を浴びる現状に関しては、「僕の中で、時代劇というくくりはない。歴史というものは、やはりいまの時代につながっていないとね」と話していた。
第37回東京国際映画祭は、11月6日まで開催。「雪の花 ともに在りて」は、2025年1月24日に全国公開される。
この記事に関連するニュース
-
松坂桃李、『雪の花』での全編フィルム撮影「今までに経験したことがない緊張感、高揚感でした」<第37回東京国際映画祭>
クランクイン! / 2024年11月2日 18時10分
-
芳根京子「無事に結婚することができて幸せでした」松坂桃李との2度目の共演回顧
モデルプレス / 2024年11月2日 15時55分
-
松坂桃李、芳根京子と“結婚”叶い笑顔 2度目の時代劇共演で夫婦役【第37回東京国際映画祭】
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年11月2日 15時30分
-
芳根京子、松坂桃李と「前回は約束をしつつ…無事、結婚できて幸せでした」時代劇で再共演
日刊スポーツ / 2024年11月2日 14時4分
-
松坂桃李主演『雪の花』メイキング入り特別映像が公開!「とてもいい作品になる」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月11日 7時0分
ランキング
-
1「これじゃあ公開処刑」木下優樹菜、“盗撮やめろ”と撮影者 “逆晒し” にやりすぎと非難の声
週刊女性PRIME / 2024年11月1日 20時0分
-
2「恩知らずな感じがする」日テレ後藤晴菜アナ、“育休後即退社”にモヤモヤの疑問の声噴出
週刊女性PRIME / 2024年11月2日 8時0分
-
3二宮和也 「盗撮記事」に怒り「到底理解出来るものではありません」 X休止宣言「負の感情しか…」
スポニチアネックス / 2024年11月2日 17時44分
-
4橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月2日 9時26分
-
5大谷翔平はWSインタビューを“拒絶”、日本シリーズからも“追放”のフジテレビが払う大きすぎる代償
週刊女性PRIME / 2024年11月2日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください