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初代・森雪役の麻上洋子、「宇宙戦艦ヤマト」オーディション当時を振り返る

映画.com / 2024年11月3日 16時20分

 当時のテレビシリーズを振り返っても「楽ではなかったな」と感じているという麻上。「わたしの頭の中では『古代くん……』くらいしか言っていなかったような気がしていて。下手だったからセリフがなかったんだろうと思っていたんですけど、最近4Kになったものを観ると、こんなにしゃべっていたのかと驚きましたね」と笑ってみせた。

 アニメファンにも森雪の人気は絶大で、たくさんのファンレターが送られてきたという。「お手紙をたくさんいただいてうれしかったので、お返事を書かなきゃと思って書きました。あれから50年たって、あの時の方たちがわたしの講談の高座に来てくださって(※現在、麻上は講談師・一龍斎春水として活躍中)。その時の方たちに50年ぶりに会えました。お返事をいただきましたと言ってくださるんですよ。なんて書いたんだろうという不安と、ちゃんとやっていたんだなと自分を褒めるような思いと、いろいろと複雑ですが、応援してくださってとてもありがたかったです」とニッコリ。

 森雪という役は、「わたしにとってすごく大きな存在。いい作品にめぐりあえてすごく恵まれましたし、そこで大勢の個性ある先輩たちとご一緒することができた。先輩たちはアニメが好きというよりは、芝居が好きでやっているような方が多かったんですが、そのことが当時のアニメを深いものにしているんだなというのを深く感じられます。そのスタジオにいられたのはとても大きかったですね」としみじみ語る。

 そして「最近はXをやっているのですが、皆さんが返事を書いてくださったり、“いいね”をしてくださると、ずっとつながっているんだなと。もうちょっと生きていようと思いました」と語ると、「新しい『ヤマト』も頑張っていますが、いつかわたしもその新しい『ヤマト』のひとりとして、声を出すことができたらうれしいなと思っています。これからも『ヤマト』を応援する気持ちを持ち続けていただけたら」と会場に呼びかけた。

 第37回東京国際映画祭は、11月6日まで開催。

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