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名匠マーク・フォースター監督、最新作の主人公と同世代の15歳・女性に珠玉のメッセージ【第37回東京国際映画祭】

映画.com / 2024年11月4日 10時0分

 本作で、サラ(アリエラ・グレイザー)に救いの手を差し伸べるジュリアンを演じたオーランド・シュワートについて、「彼は集中したいから、現場にスマホを持ち込まないと言ったんです。15歳という若い子が現場にスマホを持ち込まないなんてありえないと思ったんですけど、それが彼のスペシャルな部分なのかなと思いました」と明かしたフォースター監督は、「しかもアリエラもオーランドもこの物語の時代背景をしっかりとリサーチしてくれたんです。自分たちなりに理解しようとしてくれましたね」と若きふたりの俳優陣の、作品に対する献身ぶりに感謝した。

 さらに、主人公たちと同世代となる15歳の女性から「わたしたちの世代に向けて言いたいことは?」と問いかけられたフォースター監督は、「いい質問だね」と笑顔。「この映画の主人公も最初は気付いてもらいたくない、人に見てもらいたくないと人を避けているところもありますし、いじめもテーマになっています。そんな中でサラは、ジュリアンのやさしさに気付いて、変わっていきます。人間はやさしさ、希望によって変わっていきます。そこは皆さんにも感じ取ってもらいたいし、もしも学校でいじめがあった時は、その人を助けるために手を差し伸べていただきたい」と語ると、ウルフも「小さいことでもいいから、自分が正しいと思ったことはやるべきだと思います。自分が正しいと思ってやったことは、それがやさしさとなって倍増していきます。それが光となり、希望になっていくと思います」と若者に向けてメッセージを送った。

 第37回東京国際映画祭は11月6日まで開催。

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