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「SR サイタマノラッパー」舞台挨拶は1000回超!? みひろが“別れ”を述懐、水澤紳吾が楽曲を即興披露【第37回東京国際映画祭】

映画.com / 2024年11月4日 18時20分

 みひろ「入江監督が私のことをあてがきしてくださっていたと聞いていました。撮影当時は確か“現役”だったんです。『これから芸能の生活で頑張っていくぞ』という気持ちがあるなかで地元に帰ると、友達伝いで“偏見”の噂を聞くこともありました。悔しい思いをしていたので、そういう意味では『2度と帰ってこない』という言葉は私自身とリンクするものもありました。あのシーンは“感情”がきちんとのっかっていたんじゃないかな」

 2017年に放送されたドラマ版「SRサイタマノラッパー マイクの細道」にも出演したみひろ。「その時は結婚をしていて――自分では結婚できるとは想像もしていなかったので、その時は報われたと言いますか……頑張って諦めずにやってきてよかったなという気持ちが乗っかっていたと思います。結局“サヨナラ”しちゃったんですけどね、あの時は幸せでした(笑)」と語っていた。

 また、入江監督は「この映画、日本映画史に残るほど舞台挨拶をしていると思う」と告白。「2009年に公開して、1000回は超えているはず」と話すと、水澤が「1000回近いと思いますよ。舞台挨拶ではなく、劇場に行って勝手に“出口挨拶”もしていましたから、それを含めると1000回は超えているはず。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で披露した際の“お客さんの熱量”が相当響いてしまって、動きたくなっちゃったんです」と補足した。

 そんな水澤は、フォトセッション後に「錆びついていると思うんですが…やってみますよ」と口火を切って、楽曲「教育 金融 ブランニュー」を即興で披露し、場内を沸かせていた。

 第37回東京国際映画祭は、11月6日まで開催。

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