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ドウェイン・ジョンソン×クリス・エバンス、クリスマス一色の街・ベルリンへ!「レッド・ワン」ワールドプレミア開催

映画.com / 2024年11月5日 19時30分

ジョンソン「ジェイクが作品の中に本質的にちりばめるもの、それはハートだ。ジェイクとは(彼が手がけた)ジュマンジの最初の2作、そして今回『レッド・ワン』と、タッグを組むのは3度目だが、本作にも真心が込められている。特に気に入っているのは、JK演じるサンタクロースが、人間の良いところを見ようとする部分。このシーンはそれが僕たちの役目なんだと思い出させてくれる。子供を見るとき、悪い子リストに載っているかどうかを超えたところにあるものを見る。ジャックにしても、その内側を見ることで、誰もが心の中に宿す子供を見るんだ。だから、クリスが言ったように、それほど難しいことではなかった」

 アクションの話題になるとゾーイ役を演じたルーシー・リューは「(監督から)“キックを一回するか、パンチを一回する程度かな。そんなもんだよ。女ボスだというだけだから”と言われていたのに、現場に行ったらスタントコーディネーターがやってきて、アクションシーン全体の動きを見せてくれた。でもその後、“よし、やりましょう”と言って、スティックを手にした途端、マッスルメモリーが戻ってきて、まるで生き返ったかのようだった。私はアクション映画を観るのが大好きで、子供の頃からずっと観てきたので、スクリーン上でアクションをやるというのは、実は最高にワクワクする。子供達、女の子や大人の女性たちを興奮させるものだしね。それが自分に今でも備わっているのだと知って、嬉しかったわ。」と振り返る。

 ジョンソンは「クリスと僕は嬉しいことに、撮影現場で何日もクランプス役のクリストファー・ヒビュと撮影したんだ。今まで僕たちが見てきたものの中で、最上級に見事な演技だった。体がデカいし、彼が身につけていた特殊メイクは、アカデミー賞受賞者であるジョエル・ハーロウによるものだ。そこでのチャレンジは目でさまざまな感情を表現できなければならないということだった。もちろん、それ以外は全て特殊メイクだからね。彼があまりに優れた役者だからこそ、目だけの演技ですべて感じられたんだ。本作の中で、それを感じることができる。(クリストファーに向かって)とにかく、君には脱帽だ。本当に素晴らしい演技だったよ」と“冬の闇の王”クランプスとの対峙シーンを絶賛した。

 CGにしなかった点に関して、カスダン監督は「CGでやろうという考えは全くなかった。ずっとこのやり方を希望していたんだ。ドウェインが言ったように、世界でもっとも優れた人が僕たちと一緒にこれを作り上げてくれた。最高に満足のゆくものだったよ。クランプスが登場する大掛かりなシーンは、出演者全員が洗練された特殊メイクを纏ったキャラクターたち。こういう映画ではCGが多用されるし、本作にもCGは多く使用されているけど、そういうところには使っていない。何ヶ月もかけてあのビジュアルを作り上げたのだが、彼の演技は力強く、エネルギッシュだった。だからこそ、誰もが刺激を受ける。今まで手がけた中でもっとも楽しいシーンの1つだった」とこだわりを語る。

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