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斉藤壮馬、日野聡、山根綺も惹かれる「るろうに剣心」志々雄真実の圧倒的カリスマ性【第二期「京都動乱」インタビュー】

映画.com / 2024年11月9日 14時0分

斉藤 個人的な意見ですが、剣心は操のことを「なんだか放っておけないな」みたいな感覚で接しているのかもしれないと感じています。操が自分の目的に向かってひたむきに行動している素敵な人だからこそ、剣心のお人好しな優しい部分が引き出されてしまうのかなと思っています。
剣心は「人と関わらないことで人を守る」という覚悟を決めて京都に向かっていましたが、操によって徐々に解きほぐされ、2人の会話はだんだんと対話になっていきました。これまで剣心が頑になった時、彼の心を柔らかくしてくれる誰かがいつもいてくれましたが、序盤においてはそれが操なのだと思います。


――操と四乃森蒼紫とのつながりも徐々に明らかになってきましたね。

山根 現段階では、操が一方的に「蒼紫様はこういう人でね」と剣心に話しています。

――操を演じる立場として、蒼紫の印象、そして蒼紫について話す操の姿をどのようにとらえていますか?

山根 私目線では、蒼紫は不器用だけど、心根はまっすぐで純粋な人。そして、そういう真っ直ぐなところに操も影響されて似ているんじゃないかなと思います。
操は、蒼紫がただ強くてかっこいいから「蒼紫様、大好き!」となっているんじゃなくて、この人の役に立ちたいとか、よくやったと一言褒めてほしい気持ちもありながら蒼紫様を想っているような気がします。

――もう一組、ぜひ関係性をうかがいたいのが、斎藤一と左之助についてです。大人になってから原作漫画を読み返したら、斎藤一と左之助の関係性を「なんかいいなあ」と感じました。

日野 一は、左之助のようなガツガツくるタイプは意外と好きなんじゃないかなと思っています。自分から誰かに寄り添っていくことはあまりないので、ガードを取っ払って突き抜けてくるタイプの方が、心を開きやすいのかなと感じます。左之助や操は物怖じせずガンガンくるので、なんやかんや言いながら好きなタイプだと思う(笑)。左之助のことを意外と気にかけてますし。「一緒に京都行きたいのならこうしろ」みたいなヒントを与えたり。

山根 さりげなく教えてくれるんですよね!

斉藤 「防御(まもり)のいろはも知らん」とか言ってましたよね。ってことは防御が学べれば? という(笑)

日野 素手で戦いながら、今の格闘技術はこうだぞみたいなね(笑)


――「京都動乱」といえば敵キャラクターの存在も大きく、そのなかでも最大の敵である志々雄真実は人気も高いですが、志々雄に対して「悪役だが惹かれてしまう」と感じる部分はありますか?

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