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マッチョサンタ“義理の弟”は「萌えキャラが過ぎる」 「レッド・ワン」“クランプス沼”にハマる人が続出

映画.com / 2024年11月15日 18時0分

マッチョサンタ“義理の弟”は「萌えキャラが過ぎる」 「レッド・ワン」“クランプス沼”にハマる人が続出

(C)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

 ドウェイン・ジョンソンが主演し、クリス・エバンスが共演する「レッド・ワン」(公開中)。実は同作に関して、ある現象が起きている。それは“クランプス沼”にハマる人が続出しているということ。本記事では、細やかな設定と圧倒的ビジュアルを誇るクランプスの魅力を紐解いていく。

 本国に先駆け、11月8日より世界最速で公開を迎えた「レッド・ワン」。強靭な肉体のマッチョサンタに、ドウェイン・ジョンソンとクリス・エバンスの凸凹バディの息の合った掛け合い、ダイナミックで心躍る壮大なアクションに魅了される人が続出している。SNSでは「こういうのが観たかった!」「頭空っぽで見れるのに要所要所がとても暖かくて笑顔になれる映画だった」「これぞクリスマス映画って感じでかなり良かったな。毎年テレビでやってくれ!」など“クリスマス映画の新定番”として浸透しつつある。

 そんななか、冬の闇の王・クランプスへの“熱”も高まっているのだ。

「まさかの“癖”キャラ見つけてしまって頭抱えてる…クランプス、そのキャラは愛されるだろ…」

「クランプスの萌えキャラが過ぎる」

「クランプス好きすぎる…グッズ出してくれ~」

 人気シーンのひとつが、カラムとクランプスが豪快な平手打ち対決を繰り広げる“クランプスシュラップ”。実は、これが行われているのは、1カ月ほど続く“クランプスナハト”の祝祭中。クランプスが盛大に祝う、唯一のホリデーだ。たくさんの不気味なキャラクターたちをもてなしているところに訪ねてきたカラムとジャックの2人は、サンタ誘拐のヒントを得るためやってきたのだが……果たして無事に帰れるのだろうか? ぜひ劇場で見届けてほしい。

 本作の制作陣は、世界中にあふれるクリスマスの伝説や伝承をひもとく過程で、楽しくて明るい面もあれば、かなりダークな面もあることに気づいたという。監督のジェイク・カスダンは、クリスマスについて調べるうちに興味深いキャラクターにたくさんであったそう。そんな中、本作で起用されたのが最も有名な“クランプス”だ。

 クランプスは巨大なヤギのような姿で、サンタが子どもたちを喜ばせてきたのと同じくらい、長い間恐怖に陥れてきた存在。製作を務めたハイラム・ガルシアは「クランプスはクリスマスの裏面。悪い子たちを罰する存在です。そのイメージを覆して、アンチヒーローのようにしたいと思いました。そのためには、特別な役者が必要でした」と話す。

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