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大沢たかお「王騎ファンにも負けないくらい研究した」 山﨑賢人と「キングダム 大将軍の帰還」“最後”の舞台挨拶

映画.com / 2024年11月16日 11時0分

 その後、全国333館の映画館でライブビューイングに参加している方から事前にSNSで募集した質問に答えていく企画が行われた。

 「王騎将軍は天下の大将軍で中華最強の武将ですが、大沢さんは自分がここが最強だ!誰にも負けない!と思うところはありますか?」という質問に、大沢は「王騎将軍という役をいただいて、この役だけは監督やプロデューサーよりも自分が一番理解しているし、一番その気持ちがわかるんだと信じてやり続けられたなと思います。周りのスタッフも信じてくれて、どんな王騎ファンにも負けないくらい研究したしそこにすべての時間を使ってやってきたので、原先生にも自信をもって僕の方が詳しいかもって言えるくらい自分が愛した役でもあるから負けないかもしれないですね」と王騎将軍への理解の深さを語る。

 質問の中には、サプライズで原作者の原泰久氏からメッセージが届く一幕も。それぞれに感謝の言葉を述べるメッセージに、山﨑は「原作の先生がこれだけ親身になってくれるのには、原先生の人柄が本当に素敵だなと思いますし、映画として一緒に最高の作品を作り上げられたことは本当に嬉しく思います」と話した。

 最後に「長い間共に戦ってきたお2人に、王騎将軍から信へ、信から王騎将軍へ最後に伝えたい言葉はありますか?」と聞かれ、山﨑は「約7・8年、王騎将軍としても大沢さんとしても見守ってくださっていろんなものを授けていただいて本当にありがとうございます! これからも自分の絶対に揺るがない魂みたいなものを持って生きていきたいと思います! ありがとうございました」とまっすぐに思いを伝える。

 大沢も「自分のできることや伝えられることは、言葉だけでなくて芝居や考え方など、今伝えることがなくなるくらい全て伝えたつもりだったし、プライベートでもいつも言い残したことはないかなと思いながら過ごしてきました。最初からそうだったけど会う度にどんどん立派な男・俳優になっているし、それをこれからは劇場とかで見させてもらうだけで自分の一緒にやってきた誇りだと思える。俳優30年やってきた中で長い8年間を共に歩んでくれたことに感謝しているし、これからも世界に向けて羽ばたいていってほしいなと思います」と山﨑のさらなる活躍を期待した。

 互いに熱い激励の言葉をかけあい、約8年という長い間シリーズを牽引してきた2人の最後の舞台挨拶は、「キングダム」ファンたちの盛大な拍手に包まれ幕を閉じた。

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