「グラディエーターII」北野武監督、押井守監督ら各界の精鋭が太鼓判! ヤマザキマリによる特別イラストも公開
映画.com / 2024年11月19日 16時0分
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
巨匠リドリー・スコットが手掛けた名作の続編「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」が11月15日に封切られ、北野武監督、押井守監督、「EXILE」/「三代目 J SOUL BROTHERS」の小林直己、俳優のケイン・コスギ、パリ五輪・柔道日本代表の阿部一二三選手と阿部詩選手の応援コメントと、漫画家・ヤマザキマリ氏(「テルマエ・ロマエ」)による応援イラストが公開された。
前作「グラディエーター」は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷の座へと落とされた元大将軍マキシマスが復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むさまを描き、第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む5部門を獲得。今作では前作の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした映像で描かれる。
公開に先立ち、主演のポール・メスカル、デンゼル・ワシントンらがプロモーションのため来日。11月15日に全国公開を迎えると、公開3日間で動員約10.3万人、興行収入約1.63億円(※興行通信社調べ)の大ヒットを記録した。
北野監督は、本作の目玉であるコロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”について、「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子。「よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と激賞した。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」などで知られるアニメーション界の巨匠・押井監督は、「喉が渇いたよね(笑)。これはいい映画という意味。私だけでなく、多くの人がそうだろうけど、いい映画を観たときは喉が渇くものなんです。クオリティはさすがリドリー・スコットですよ」と、その手腕に敬意を表した。「コスチュームや美術を含めて絵作りはさすがとしか言いようがない。本当に大したもんです。セットとデジタルの使い方も相変わらず上手だし、見応えたっぷりであることは間違いないよ。2時間28分、全然飽きなかったから」と手放しで絶賛した。
スコット監督が製作として関わった映画「アースクエイクバード」に出演するなど俳優としても活躍する小林は、「『今、こんな映画が作れるんだ』と感動しました。自宅やスマホで映画を観る選択肢もある中、この『グラディエーターII』は『今週の日曜日は映画館に行って、冒頭からエンドロールまでをスクリーンでじっくり観よう』って思える作品ですね」と熱く語る。「音楽や衣装、撮影テクニックなど含めて想像を超えてきたし、本当に『映画』というものを感じさせてくれる映画でした。前作を観ていなくても新鮮に楽しめるし、観ていたらより楽しめると思います」と太鼓判を押した。
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