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48歳、独身。ずっとひとりで生きるつもりの主人公に起きた、ささやかで大きな変化「ブラックバード、ブラックベリー、私は私。」予告編

映画.com / 2024年11月23日 8時0分

48歳、独身。ずっとひとりで生きるつもりの主人公に起きた、ささやかで大きな変化「ブラックバード、ブラックベリー、私は私。」予告編

世界の映画祭を席巻した小さな大傑作 (C) - 2023 - ALVA FILM PRODUCTION SARL - TAKES FILM LLC

 カンヌ国際映画祭や大阪アジアン映画祭での上映が話題となったジョージア映画「ブラックバード、ブラックベリー、私は私。」の予告編が公開された。

 ジョージアの新進女性作家タムタ・メラシュビリの大ヒット小説をもとに、人生の後半戦を前に、突然動き出した運命に、静かに力強く挑んでいく、愛さずにはいられない主人公の姿を、ポップにオフビートに描きだす異色の青春物語。世界の映画祭を席巻した小さな大傑作として注目を集めた。

 ジョージアの小さな村に暮らす48歳の女性エテロは、いままで結婚したいと思ったことは一度もない。両親と兄を亡くし、日用品店を営みながら一人で生きてきた彼女は、自分で摘んで作るブラックベリーのジャムと同じくらい、いまの独身の暮らしを愛している。しかし彼女が未だに一人でいることは村の女たちの噂の的だ。そんなある日、エテロは崖から足を踏み外し危険な目に遭う。死を意識したエテロは、突発的に人生で初めて男性と肉体関係を持ってしまう。そこから、彼女の人生が変わりはじめる。自分の正直な気持ちと向き合うエテロが歩む道とは――。

 予告編は、名前を呼ばれ、主人公エテロがパッと目を見開く印象的なシーンからスタート。ひとりで日用品店を営む独身のエテロの日常を淡々と映し出すが、時にはお節介な村の女たちの噂話の的になることも。いつものようにブラックベリーを摘んでいた時に事故で、エテロの心身ににささやかで大きな変化起こる。その後、自分に正直に生きてゆくエテロの姿を切り取っている。

 2025年1月3日から、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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