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ワーナーとCJ ENMが双方の作品を英語・韓国語でリメイク

映画.com / 2024年11月23日 14時0分

ワーナーとCJ ENMが双方の作品を英語・韓国語でリメイク

米韓スタジオの大型契約 (C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

 米ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャーズ・グループと韓国のスタジオCJ ENMが、各スタジオの作品の英語版および韓国語版リメイクを共同開発、共同出資、配給する契約を結んだ。米IndieWireが報じた。

 まず、ワーナー・ブラザースがCJ ENM作品の英語版リメイクを製作し、続いてCJ ENMがワーナー作品の韓国語版リメイクを製作。リメイクされる作品は現時点では発表されていない。ワーナー・ブラザースの代表作には「バービー」「マッドマックス」シリーズ、CJ ENMの代表作には「パラサイト 半地下の家族」「お嬢さん」などがある。

 ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャー・グループのマイケル・デ・ルカ共同会長兼CEOとパム・アブディは、「CJ副会長のミキ・リーとCJ ENMのチームは、その歴史の中で、世界中の観客の共感を呼ぶ作品を製作し、うらやましいまでの作品群をつくり上げ、韓国映画の強豪プロデューサーとなりました。ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャー・グループが提供する映画を世界中に拡大するために、CJ ENMと協力する機会を得たことに興奮しています」とプレスリリースでコメントした。

 CJ ENMの映画事業責任者ジェリー・キョンボムは、「ワーナー・ブラザースには、過去と現在のハリウッドの架け橋となり、卓越した作品に彩られた伝説的なライブラリーがあります。 ワーナー・ブラザースとCJは、北米とアジアでそれぞれ独自の方法で広範なライブラリーを構築してきました。 このコラボレーションにより、私たちは隠れた名作を発掘・再生し、今日の観客に感動的なストーリーを届けることができます。大胆に進化し、創造し、最高レベルのストーリーテリングを支持し続ける象徴的なブランドと提携できることは素晴らしい特権です」と語った。

 ワーナー・ブラザースとCJ ENMは、それぞれのリメイク作品の開発と制作を担当し、それぞれのプロジェクトの脚本家、監督、プロデューサー、キャストなどの「重要なクリエイティブの決定について有意義な意見を提供する」と共に、「映画の製作費を共同で管理する」という。

 CJ ENMはすでに、ワーナー・ブラザース映画の姉妹会社であるHBOと共同で、アダム・マッケイ監督による英語ドラマ版「パラサイト 半地下の家族」や、アリ・アスターのプロデュースにより「地球を守れ!」の英語版リメイクを進めている。

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