1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【TikTokで視聴可能】縦型映画の祭典、ファイナリスト17作品決定! 三吉彩花、萩原健太郎監督、MEGUMIらが厳正な審査

映画.com / 2024年11月25日 15時0分

【TikTokで視聴可能】縦型映画の祭典、ファイナリスト17作品決定! 三吉彩花、萩原健太郎監督、MEGUMIらが厳正な審査

 ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と配給大手・東宝が開催する「TikTok TOHO Film Festival 2024」の審査会が11月22日に行われ、縦型映画作品ファイナリスト17作品が決定した。審査会には、アンバサダーと審査員を務める三吉彩花(俳優・モデル)をはじめ、審査員の萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデューサー)、MEGUMI(女優・プロデューサー)、しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)が参加した。

 今年で4回目となる本映画祭。2021年に開催した第1回のアンバサダーを務めた北村匠海からバトンが引き継がれ、第2回は磯村勇斗、第3回は池田エライザ、そして第4回は三吉が就任した。審査対象の条件は「1本の投稿で完結された1分~10分以内の縦型映画作品のみ」で、6月26日~10月29日、作品を募集。約400の幅広いジャンルの応募作品が投稿され、ハッシュタグ「#TT映画祭2024」をつけて投稿された応募作品の総再生回数は、1億7000万回以上(11月20日時点)にのぼり、注目度の高さがうかがえる。

 審査会で三吉は、「普段私はTikTokで、好きなものやおすすめされるものをよく見ているのですが、そんななか、今回の縦型映画はこれまでと全く違う作品に出合うことができたと感じています。役者さんのお芝居も勉強になるところが沢山ありました」と語る。「ブルーピリオド」「傲慢と善良」などで知られる萩原監督は、「普段自分は横で映画を撮っていますが、昔、縦の画面で考えるという企画があって、非常に難しかったのを覚えています。今回、色々な可能性があるということを改めて知ることができて、まだまだ映画というものの可能性があるんだなと、勉強にもなりました」と、映画監督ならではの視点で解説した。

 「きみの色」の岡村プロデューサーは、「スマホのなかで見るという行為は、自分のパーソナルな部分や日常生活により近いところに入ってくるんだな、ということに気付きました。だからこそ、1カット1カットにより気を抜くことができない。見る人が少しでも油断したり目を離したら、集中力を切らしてしまう。そんななかで、“惹きつけられるもの”は見ている人の心にグッと入ってくる。それが縦型映画の良さだと自分のなかでも発見でした」と、新たな気付きについて熱弁した。

 MEGUMIは、「縦型映画という存在の可能性がより広がったと思いました。どの作品も画が素敵でかっこよく、非常に没入できるものなのだということを改めて感じさせていただきました」と、期待を寄せる。そして第1回から審査員として参加し続けてきたしんのすけは、「この数年、ショートドラマというジャンルは大きなトレンドであり続けてきました。今回、この文脈の流れを受けて製作された作品がラインナップに入っていて、その上で、“映画”という文脈も踏まえた作品が多かったと思います。そのバランスが非常に良く、今後における良い分岐点にもなったと感じました」と、応募作品のクオリティの高さに、驚きを隠せない様子だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください