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「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」天海祐希らが水カンの主題歌に合わせて踊るMV公開 振付は水中めがね∞

映画.com / 2024年11月27日 10時0分

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」天海祐希らが水カンの主題歌に合わせて踊るMV公開 振付は水中めがね∞

photo: masataka kougo

 天海祐希主演で人気児童小説シリーズを実写映画化する「映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」。水曜日のカンパネラが歌う主題歌「願いはぎょうさん」に合わせて、映画出演キャストたちが踊る、スペシャルMV(https://youtu.be/VOlgTqu8RMA)が公開された。

 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(作:廣嶋玲子 絵:jyajya/偕成社刊)は、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く物語。2013年の小説刊行から人気を博し、4月からはシリーズ新章がスタート。アニメ、舞台、ゲーム、2022年から継続中の西武園ゆうえんちとのコラボなど様々なメディアミックスを展開し、世界累計発行部数は1000万部を突破している。

 幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでも叶えることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、年齢不詳の紅子(べにこ)。紅子は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている。

 映画版では、天海が3時間超えの特殊メイクで紅子役に挑み、オリジナルキャラクターの新米教師・等々力小太郎役で大橋和也、小太郎の大学時代の後輩でファッション雑誌の編集者・相田陽子役で伊原六花が出演。さらに原作でも人気の高い「たたりめ堂」店主・よどみ役で上白石萌音が初の悪役に挑戦する。

 「リング」「スマホを落としただけなのに」シリーズを手掛けた中田秀夫監督がメガホンをとり、脚本は「映画 聲の形」「映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」の吉田玲子が担当した。

 主題歌「願いはぎょうさん」については、映画を観終わったあとに“みんながポジティブな気持ちになれたら…”という願いを込めて作られた。プロデューサーのケンモチヒデフミは、「(紅子さんの役柄が)○○でござんす、という話し方に似合うのと聞き慣れない言葉で特別感がある。ニュアンス的にも“たくさん”よりも“ぎょうさん”の方がものすごく多い雰囲気がある」と曲名の由来を語る。

 振付は、水曜日のカンパネラ「たまものまえ」や緑黄色社会「キャラクター」、第72回NHK紅白歌合戦「COLORFUL」オープニングムービーなど洗練された映像作品を手掛ける水中めがね∞。振付家・ダンサー・ビジュアルデザイナーなどが集まって2011年に結成されたコンテンポラリーなダンスカンパニー。メンバーが各自の活動基盤を持ち、それぞれのクリエイティビティの交錯によって団体の活動を展開している。

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