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小栗旬、“父親あるある”を映画に 浅野忠信は「SHOGUN 将軍」きっかけで監督に挑戦 【「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」レポート】

映画.com / 2024年11月27日 16時0分

 小栗は、山田からの声がけが監督挑戦のきっかけだったそう。作品の内容に話が及ぶと、「元々全然違うものをやろうと思っていたんですけど、打ち合わせを重ねている間に脚本の三枝くんと僕が“父親あるある”みたいのを話していたら、それを聞いた下京プロデューサーから『その話を映画にしたら面白いのでは?』という話になって、父親が現実逃避したいみたいな話に進んでいきました」と振り返る。

 主演を務めた藤森慎吾の撮影エピソードに関しては、「初日のファーストカットの撮影のときは、『僕、ただ歩くってしたことないかもです』って、藤森くん手と足が一緒に動いちゃうぐらいの感じのガチガチさだったので、それはすごく面白かったです(笑)。でもそのあとはすぐに感覚を掴んでくれて本当に素晴らしい演技でした」と楽し気に語る。

 第4公演では、小栗が監督作について「みんなに助けてもらいながら撮影できましたし、作品的に世の母親、女性たちを怒らせないところを探るのが重要でした。脚本家の三枝くんとお互いに脚本ができた段階で妻に読んでもらいました」と、制作裏話も披露。山田は「小栗旬も家ではこうなんだと世の中の男性は勇気づけられるな」と話していた。

 「MIRRORLIAR FILMS Season6」は12月13日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で2週間限定上映。「1/96」「サン・アンド・ムーン」「FAAAWWW!!!」「男と鳥」「カフネの祈り」の5作品で構成されている。

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