1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

上田慎一郎監督、最新作「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」に“出演”していた!「僕、出てるんですよ。セリフありで」

映画.com / 2024年11月28日 9時0分

上田慎一郎監督、最新作「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」に“出演”していた!「僕、出てるんですよ。セリフありで」

 上田慎一郎監督が11月27日、東京・アップリンク吉祥寺で行われた「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」のスペシャルトークイベントに出席し、自主製作の時代劇「侍タイムスリッパー」で脚光を浴びる安田淳一監督との対談が実現した。イベントの最後には、自身が「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」に“出演”していることも告白。「僕、出てるんですよ。これ初めて言ったかもしれない。セリフありで。良かったら、次見るときに探してみてください」とアピールしていた。

 現在、公開中の「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」は上田監督が、興行収入30億円以上を突破した「カメラを止めるな!」(2018年に単独劇場公開)以前から温めてきた渾身の企画だ。一方、「侍タイムスリッパー」は、8月に東京・池袋のシネマ・ロサ1館で公開されると、SNSなどで口コミが広がり、公開館数が230館以上に拡大する“侍タイ”ブームを巻き起こし、「『カメラを止めるな!』の再来」とも評されている。

 上田監督は、封切の2日後には「侍タイムスリッパー」を鑑賞していたといい、「映画館で映画を見る喜びを改めて体感した」と興奮を振り返る。「負けていらないという思いが湧いて、3カ月後に公開される『アングリースクワッド』の宣伝熱にブーストがかかった。横ですごい速度で走っている“侍タイ”と並走できたことが本当に良かった」と感謝を伝えた。

 また、『侍タイムスリッパー』については「王道のエンターテインメントで成功している」と激賞。自身の作品は「奇をてらった部分が目立つかなと思う」とし、「実は僕も、『アングリースクワッド』は、あえてジャンルからはみ出ず、王道のエンタメを作ろうと思っていた。そこは『侍タイムスリッパー』にも通じているのかなと思う」と自己分析していた。

 単館公開から社会現象を巻き起こした“先輩”に対し、安田監督は「ドアを開いてくれたのが上田監督。ずっと追いかけていきたい存在だし、(宣伝活動などを)やればやるほど、偉大さがわかる」と、リスペクト全開だ。さらに「上田監督の作品は、“アンスク”と略せるセンスも含めて、タイトルもかっこいい」と羨望の眼差しを向け、これまでの監督作品「拳銃と目玉焼」「ごはん」について、「タイトルがダサいし、『ごはん』は検索にも引っかからない(笑)」と自虐的に語った。

 すると、上田監督は「もともとは、納税を定めた憲法30条にちなんで『サーティースクワッド』というタイトルだった」と告白。「ある時点から怒りをテーマにしようと決めて、このタイトルになりました。『公務員と7人の詐欺師』というサブタイトルは、映画が完成した後でつけたんです」とも明かし、ファンを驚かせていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください